2014年8月2日土曜日

16年 阪神vs黒鷲 11回戦


11月10日 (月) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14  計
0 0 0 0 0 1 0 0 1  0   0   0   0   1   3 阪神 40勝41敗 0.494 若林忠志
0 0 0 0 0 1 0 1 0  0   0   0   0   0   2 黒鷲 27勝54敗1分 0.333 石原繁三

勝利投手 若林忠志 18勝16敗
敗戦投手 石原繁三   5勝10敗

二塁打 (神)松尾、土井垣、松木、皆川 (黒)石原、富松

勝利打点 皆川定之 2

猛打賞 皆川定之 2


皆川定之、同点打と決勝打

 1回、2回と三者凡退の阪神は3回から5回は毎回ヒットを放つが無得点。阪神は6回、二死後カイザー田中義雄が中前打で出塁、土井垣武の右中間二塁打で田中が還り1点を先制する。

 黒鷲は5回まで一人の走者も出せず阪神先発の若林忠志にパーフェクトに抑え込まれる。黒鷲は6回裏、一死後石原繁三が四球を選びこの試合初の走者、宗宮房之助が初安打を右前に運んで一死一二塁、若林からの二塁牽制が悪送球となって白球が外野を転々とする間に二走石原が一気にホームに還り1-1の同点とする。

 黒鷲は8回、先頭の石原が右翼線にヒット、宗宮の三塁内野安打で石原が三塁に進んで無死一三塁、トップに返り山田潔の打席で宗宮が二盗に失敗、山田が四球を選んで一死一三塁、清家忠太郎に代わる代打菅利雄は二飛に倒れて二死一三塁、玉腰忠義が四球を選んで二死満塁、中河美芳が押出し四球を選んで2-1とリードする。

 阪神は9回、一死後森国五郎が四球を選んで出塁、松尾の投ゴロでランナーが入れ替わり、野口昇に代わる代打松木謙治郎が四球を選んで二死一二塁、トップに返り宮崎剛が四球を選んで二死満塁、皆川定之が中前に同点タイムリーを放って2-2と追い付く。

 阪神は12回表、先頭の平林栄治が四球を選んで出塁、皆川の投前送りバントを石原がお手玉、犠打とエラーが記録されて無死一二塁、田中が送って一死二三塁、土井垣の三ゴロで三走宮崎はストップ、しかし二走皆川がスタートを切ってしまい「5-4」と送球されてタッチアウト、御園生崇男も二ゴロに倒れてこの回無得点。

 阪神は14回表、先頭の松木がライト線に二塁打、トップに返り平林が送って一死三塁、皆川が右中間に二塁打を放って3-2として試合に決着をつける。

 若林忠志は14回を6安打7四球2三振で完投、18勝目をあげる。

 石原繁三も14回を完投して9安打8四球2三振3失点であった。

 皆川定之が9回に同点打、14回に決勝打を放ち、12回の走塁ミスを帳消しにする活躍を見せた。







*若林忠志は14回を完投して18勝目をあげる。







 

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