2014年8月30日土曜日

17年 朝日vs名古屋 1回戦


3月31日 (火) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 2 2 4 朝日     0勝3敗 0.000 福士勇 山本秀雄
4 1 0 0 0 0 1 0 X 6 名古屋 1勝2敗 0.333 松尾幸造 河村章

勝利投手 松尾幸造 1勝0敗
敗戦投手 福士勇     0勝1敗
セーブ      河村章   1

二塁打 (朝)浅原 (名)木村
三塁打 (名)吉田

勝利打点 本田親喜 1

猛打賞 (名)岩田次男 1、浅原直人 1


朝日、終盤の追撃ならず

 名古屋は初回、先頭の石丸藤吉がセンター前にヒット、桝嘉一のライト線ヒットで無死一三塁、本田親喜監督がライト線に先制タイムリーを放って1-0、吉田猪佐喜がライト線に三塁打を放って二者還り3-0、古川清蔵は三ゴロに倒れるが、芳賀直一の遊ゴロの間に吉田が還って4点を先制する。

 名古屋は2回、先頭の木村進一がレフト線に二塁打、松尾幸造は中飛に倒れるが、トップに返り石丸藤吉の二ゴロで二走木村は三進、桝の右前タイムリーで5-0とする。

 朝日は3回から先発の福士勇に代えて山本秀雄をマウンドに送る。山本は3回から6回まで名古屋打線を無安打に抑え、試合はようやく落ち着いた。

 名古屋は7回、一死後古川清蔵が左中間にヒット、芳賀の三ゴロをサード岩田が一塁に悪送球して古川は三塁に進み一死一三塁、ここでダブルスチールを決めて6-0とダメ押したかに見えた。

 ここまで名古屋先発の松尾幸造に5安打無得点に抑えられてきた朝日は8回、先頭の鬼頭政一がストレートの四球を選んで出塁、伊勢川真澄は中飛に倒れるが岩田が右翼線にヒット、広田修三の左前打で一死満塁、浅原直人は捕邪飛に倒れて二死満塁、室脇正信が左前にタイムリーを放って1-6、山本が押出し四球を選んで2-6、名古屋ベンチはここで松尾に代えて河村章をマウンドに送り、五味芳夫は三ゴロに倒れてスリーアウトチェンジ。

 朝日は9回、先頭の坪内道則が右前打で出塁、鬼頭の三ゴロでランナーが入れ替わり、伊勢川は左飛に倒れて二死一塁、しかし岩田がレフト線にヒット、広田がライト線にヒットを放ち二死満塁、浅原が左前にタイムリーを放って3-6、室脇が押出し四球を選んで4-6、朝日ベンチはここで山本に代えてルーキー林安夫を代打に送って勝負を賭けるが林は中飛に倒れて追撃もここまで。


 鮮やかな先制攻撃を見せた名古屋が終盤の朝日の猛攻を凌いで何とか逃げ切り今季初勝利を飾った。


 朝日はこれで開幕3連敗となったが、岩田次男と浅原直人が猛打賞を記録するなど終盤見事な粘りを見せた。矢張り今年の朝日は一味違う。






 

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