オグリキャップ物語に欠かせないバンブーメモリー号が29歳の天寿を全うして旅立ちました。
1989年マイルチャンピオンシップ、四コーナーの手応えはバンブーの方が良かった。直線外に持ち出したバンブーは安田記念に続いて2度目のG1制覇のゴールを目指して一直線、もがきながら内に入ったオグリが一間歩ずつ差を詰めてゴール寸前バンブーを交わしました。
オグリキャップ最大の名勝負として名高い1989年マイルチャンピオンシップに負けてバンブーメモリーも歴史に名を残すこととなった。翌年のスプリンターズステークスで2度目のG1を制しましたが、矢張り負けたマイルチャンピオンシップの方が印象が強いのが不思議です。
野村克也は「負けに不思議の負けなし」と語ったと伝えられていますが、バンブーメモリーは1989年のあの日、不思議な気持ちでゴールを駆け抜けたのではないでしょうか。オグリキャップの常識外れの勝負根性に屈したバンブーメモリーは、負けて歴史に名を残したのです。
*競馬ネタは「ルーミンのたてがみ」に移行しましたが、本稿は野球ネタとのコラボとなりますのでこちらにもアップさせていただきます。
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