アルーバート・プホルスvsヤシエル・プイグの対決と言ってもタイトル争いではありません。
昨日のドジャースvsエンジェルスの交流戦8回エンゼルスの攻撃、プホルスが一塁ランナーでジョシュ・ハミルトンが深めのセンターフライを打ち上げました。センターのプイグは少し下がりながら軽くキャッチ、その時一走プホルスがタッチアップから二塁に走り、プイグが慌ててノーステップから二塁に送球しましたがセーフ。
このプレーには伏線があります。ヤシエル・プイグはランナー一塁で外野フライを捕球するとライトから、センターからノーステップで一塁に送球することがよくあります。実際、それで一塁ランナーを刺したこともあります。この試合でも6回、アイバーが一塁ランナーでセンターフライが打ち上がり、例によってプイグが一塁に送球してハーフウェイから戻ったアイバーが危うく刺されそうになった場面がありました。
8回のセンターフライではさすがのプイグも一塁ランナーがプホルスなので警戒心を解いていたようです。その隙を突いたプホルスの好走塁、というより挑発だったのです。MLB.comの「Albert Pujols takes advantage of Yasiel Puig's lackadaisical catch and tags up from first before both players later razz each other」を見ていただくと何が起こったのか分かります。日本では「タッチアップ」と呼ばれることが多いですが、原語では「タッグアップ=tags up」になっています。
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