2014年8月4日月曜日

16年 大洋vs名古屋 12回戦


11月14日 (金) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
0 1 2 0 0 0 2 5 0  10 大洋     44勝37敗3分 0.543 野口二郎
0 0 0 0 0 0 0 0 0   0  名古屋 37勝47敗 0.440 河村章 西沢道夫 松尾幸造 森井茂

勝利投手 野口二郎 24勝12敗
敗戦投手 河村章     14勝10敗

三塁打 (大)中村

勝利打点 浅岡三郎 2

猛打賞 (大)中村信一(4安打) 2

ファインプレー賞 (名)岩本章 1




中村信一4安打

 大洋は2回、先頭の山川喜作がストレートの四球で出塁、石井豊の三ゴロの間に山川は二進、七番ライトでスタメンの浅岡三郎が左前にタイムリーを放ち1点を先制する。続く佐藤武夫の三ゴロは「5-4-3」と渡ってダブルプレー。

 大洋は3回、先頭の織辺由三が右前打で出塁、トップに返り中村信一も右前打で続き、森田実がストレートの四球を選んで無死満塁、名古屋ベンチはここで先発の河村章から西沢道夫にスイッチ、濃人渉が押出し四球を選んで2-0、四番ピッチャー野口二郎の中犠飛で3-0とする。なお一死一二塁のチャンスが続き、山川のセンター後方を襲う飛球で二走森田がタッチアップから三塁に走るがセンター桝嘉一からの返球をショート石丸進一が中継しサード芳賀直一に送球してタッチアウト、ダブルプレーが記録された。

 大洋は7回、先頭の浅岡が四球で出塁、佐藤は三振に倒れるが浅岡が二盗に成功、織辺は左飛に倒れて二死二塁、トップに返り中村が中前打を放って二死一三塁、西沢の一塁牽制が悪送球となる間に三走浅岡が還って4-0として中村も二進、森田実がレフト線にタイムリーを放ち5-0とダメ押す。

 大洋は8回、先頭の山川の三ゴロをサード芳賀がエラー、名古屋ベンチは西沢から三番手松尾幸造にスイッチ、石井は右飛に倒れるが浅岡に代わる代打西岡義晴が四球を選び、佐藤も四球で一死満塁、織辺が左前に2点タイムリーを放って7-0、トップに返り中村がこの日4安打目となる右翼線三塁打を放って9-0、名古屋ベンチは更に松尾から四番手森井茂にスイッチ、森田の二ゴロの間に三走中村が10点目のホームを踏んで試合を決める。


 野口二郎は味方の大量得点をバックに好投、4安打4四球4三振で9月28日以来となる今季10度目の完封、24勝目をあげる。完封数は10個で森弘太郎、中尾輝三、野口二郎が並んだ。


 中村信一が5打数4安打3得点2打点の活躍、11日の巨人戦では手痛い2失策を演じたが汚名挽回に成功した。苅田久徳を欠く大洋は4連敗の鬱憤を晴らす猛打爆発であった。





*中村信一が5打数4安打を記録した大洋打線。








 

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