2010年6月6日日曜日

12年春 タイガースvs阪急 3回戦

5月22日 (土) 西宮


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 1 0 0 2 0 1 2 2 8 タイガース 18勝6敗1分 0.750 御園生崇男
0 0 0 0 3 0 0 0 X 3 阪急     16勝10敗   0.615 笠松実-石田光彦-重松通雄


勝利投手 御園生崇男 5勝0敗
敗戦投手 石田光彦   4勝1敗


二塁打 (タ)伊賀上、松木、奈良、景浦2、山口 (阪)宇野、石田


タイガース単独首位に浮上

 
 タイガースは奈良友夫を三番セカンドに起用、一方阪急は山下実が怪我から復帰、三番ファーストに入る。

 タイガース2回、二死から四球で出塁した山口政信が伊賀上良平の右中間二塁打で還り1点を先制。更に5回、又も二死から松木謙治郎が右翼線に二塁打を放ち藤井勇の左前打で還って2-0、更に三番抜擢の奈良友夫が左中間を破りベンチの期待に応え、藤井が還って3-0とする。阪急は先発笠松実から石田光彦にスイッチ。
 阪急は5回裏、上田藤夫四球、宇野錦次左中間二塁打の無死二塁から、倉本信護の右犠飛で1-3、石田が右翼線に二塁打を放ち宇野が還って2-3、更に二死から黒田健吾が右前に同点タイムリーを放ち3-3とする。

 タイガースは7回、三たび二死から松木が右翼ライン際へ飛球を放つ、これをライト西村正夫がファウルと見て追わず(このチョンボのため9回から山田伝と交代)、しかし判定はフェアとなり松木は長駆ホームを駆け抜けインサイド・ザ・パーク・ホームラン(日本名ランニングホームラン。イチローのオールスターですっかり有名になりました。)。4-3と突き放す。ここからの波状攻撃がタイガースの強み。タイガースは8回、無死から景浦将が左中間二塁打で出塁、一死後山口の左中間二塁打で5-3、伊賀上が左前に運び6-3。更に9回、松木、藤井の連続四球を奈良が送り景浦の中越え二塁打で2点を追加して8-3とする。

 御園生崇男は8安打2四球2三振で完投勝利、無傷の5連勝を飾る。

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