2010年6月29日火曜日

12年春 阪急vs名古屋 6回戦

6月13日 (日) 甲子園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
2 1 0 0 0 0 1 0 0 4 阪急   18勝17敗1分 0.514 石田光彦
0 0 0 0 0 0 0 2 0 2 名古屋 14勝23敗      0.378 木下博喜-大沢清


勝利投手 石田光彦 5勝3敗
敗戦投手 木下博喜 2勝5敗


二塁打 (名)大沢清


上田藤夫、先制タイムリー


 阪急は初回、二死から宮武三郎が中前打、山下好一右前打、ジミー堀尾文人四球で二死満塁、ここで上田藤夫が中前にはじき返して2点を先制。2回にも、石田光彦、黒田健吾のヒットと宮武のタイムリーで1点追加して3-0とする。

 阪急先発の石田光彦は7回まで名古屋打線を4安打無得点に抑える好投。投げる前に十字を切ることから十字架投法と呼ばれている。阪急は7回にも倉本信護にヒットから満塁とし、黒田が押出し四球を選んで4-0、名古屋は先発木下博喜をあきらめてサードの大沢清をマウンドに送って後続を断つ。
 名古屋は8回、この回先頭の石丸藤吉が左翼線安打、桝嘉一四球、四番ピッチャー大沢清が中堅右にタイムリーを放ち1-4、大沢のヒットで三塁に進んだ桝が小島茂男の二ゴロの間に生還して2-4と追いすがるがここまで。

 大沢はリリーフ登板後、ランナーを出しながらも阪急打線を無得点に抑えるが、石田も9回無死一二塁のピンチを併殺で切り抜け7安打4四球1三振の完投で5勝目をあげる。

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