2010年6月7日月曜日

12年春 阪急vsイーグルス 5回戦

5月26日 水)洲崎


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 1 2 0 3  阪急    16勝11敗 0.593 丸尾千年次
0 2 0 0 2 1 0 0 X 5 イーグルス 6勝21敗 0.222 松本操


勝利投手 松本操     1勝0敗
敗戦投手 丸尾千年次 0勝1敗


二塁打 (イ)佐藤


イーグルス8連敗でストップ


 イーグルスは2回、先頭の太田健一が四球で出塁、一塁牽制をファースト山下実が後逸、太田は二塁へ進む、復帰後二戦目の山下実はまだ試合勘が戻っていないか。一死後金井清、佐藤武夫が連続四球で一死満塁、松本操の三ゴロで三走太田は本封、寺内一隆の三ゴロをサード黒田健吾が失する間に金井、佐藤相次いでホームに還り2点を先制、本日は幸先良く先行する。
 イーグルスは5回、サム高橋吉雄、太田、金井の四球で一死満塁とすると佐藤が三塁線を破り二者を迎え入れて4-0とリードを広げる。更に6回、二死からサム高橋が左中間スタンドに第2号ホームランを放ち5-0とする。 

 イーグルス先発の松本操は6回まで強打の阪急打線を散発の3安打に抑える好投を見せる。阪急は7回、先頭のジミー堀尾文人が左中間スタンドに第1号ホームランを叩き込み1点を返す。更に8回、西村正夫に代わる代打フランク山田伝が内野安打で出塁、山下実中前打、山下好一四球の満塁から堀尾の三ゴロをサード杉田屋守が二塁へ悪送球して二者還って5-3とする。しかし9回は松本が三者凡退で締めてイーグルスが久々の勝利を飾り9連敗を免れる。
 
 本日は、ジミー堀尾文人、サム高橋吉雄と両軍の日系二世選手がホームランを放つ活躍を見せる。草創期の職業野球は日系二世選手を抜きには語れず、阪急には堀尾の他にキヨ野上清光、上田藤夫、フランク山田伝が在籍しており、イーグルスには高橋の他に古川正男が在籍している。

0 件のコメント:

コメントを投稿