2010年6月16日水曜日

12年春 ジャイアンツvs阪急6回戦

6月2日 (水) 洲崎


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 1 1 6 0 0 8 ジャイアンツ 23勝8敗1分 0.742 澤村栄治
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 阪急      16勝14敗   0.533  笠松実-中田武夫-石田光彦


勝利投手 澤村栄治 15勝2敗
敗戦投手 笠松実    4勝5敗


二塁打 (ジ)三原、中島、伊藤 (阪)山田、宇野


澤村栄治快投、大観衆を酔わす


 首位タイガースと二位ジャイアンツが半ゲーム差で競り合う白熱の熱戦を繰り広げる職業野球にもようやく人気が出てきたようで、前節の西宮球場には7,609人の観衆が押し寄せた。洲崎は1,000人を割ることが多かった(昨日は雨模様で983人)が本日は天気も快晴、上位4チームが集結とあって3,439人と洲崎球場開闢以来の大入りを記録する。

 満員の観衆に気を良くしたか本日の澤村栄治はタイガース戦のノーヒットノーラン以来の快投を見せる。すなわち、1回から3回を三者凡退4三振に抑え、4回は山下好一に初安打を許すが5回は上田藤夫、宇野錦次、倉本信護を三者三振に斬って捨てる。6回は2四球、7回、8回はそれぞれ宇野とフランク山田伝に二塁打を許すが得点は許さず、最終回は2三振で締めて結局、3安打2四球10三振、2試合連続今季6度目の完封で15勝目をあげる。

 ジャイアンツ打線は快投を続ける澤村を援護して5回、筒井修の右前打とライト山田のエラーで1点、6回も、中島治康の二塁打と伊藤健太郎の右前打で一三塁として内堀保の遊ゴロの間に1点を追加。7回には、澤村の四球に始まり筒井、内堀のタイムリー、野選、押出し四球があり、打者一巡して澤村が2点タイムリーするなど一挙6点をあげて試合を決める。
 お目当ての澤村栄治の快投に洲崎に詰めかけた大観衆も大満足の様子。

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