2010年6月30日水曜日

12年春 タイガースvsイーグルス 7回戦

6月15日 (火) 上井草


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 1 0 0 0 0 0 0 0 2 タイガース  29勝8敗1分 0.784 若林忠志
0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 イーグルス  6勝30敗   0.167 藤野文三郎


勝利投手 若林忠志   6勝1敗
敗戦投手 藤野文三郎 0勝3敗


二塁打 (タ)門前 (イ)佐藤、藤野、高橋


松木謙治郎の巧打でイーグルスを降す


 いよいよ今季最終対決となる7回戦、8回戦がスタート。

 タイガースは初回、松木謙治郎左前打、藤井勇死球、景浦将四球から山口政信が押出し四球を選んで1点を先制。伊賀上良平は投ゴロで1-2-3のゲッツー。続く2回、門前真佐人左中間二塁打、若林忠志内野安打、岡田宗芳の遊ゴロでランナーが入れ替わり松木が左前打に流し打って2-0とする。前回苦しめられた藤野文三郎に対して松木は徹底しておっつけ打法で活路を見出す。これが現在首位打者の源泉であろう。藤井は三直で、飛び出していた二走岡田が封殺されて2イニング連続ダブルプレイ。

 イーグルスは3回、辻信夫が内野安打で出塁、藤野文三郎が右中間に二塁打を放ち辻が還って1-2と追いすがる。しかし4回以降は若林の巧投に対して若林と同じくハワイからやってきたサム高橋吉雄の2安打のみに封じられ、又も1点差で惜敗。

 イーグルス守備陣は、7回に5-2-3、9回も6-4-3とこの試合4つのダブルプレイを完成させる。タイガースも2つのゲッツーを決めて両軍合わせて6つのダブルプレイを演じる。

 若林忠志は5安打4四球3三振の完投で6勝目、藤野文三郎は8回を6安打7四球2三振、イーグルス投手陣に1枚加わった。

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