6月15日 (火) 上井草
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 名古屋 14勝24敗 0.368 野口明
0 0 0 0 0 0 0 1 X 1 セネタース 22勝15敗 0.595 木下博喜
勝利投手 野口明 14勝3敗
敗戦投手 木下博喜 2勝6敗
二塁打 (名)高木 (セ)北浦、大貫
今季最短の59分
名古屋先発木下博喜の巧投、セネタース先発野口明の小気味よいピッチングで7回まで両軍無得点。セネタースは8回、この回先頭の野口明が左前打で出塁、今岡謙次郎が送って苅田久徳四球で一死一二塁、続く北浦三男の当りは三ゴロ、サード大沢清は捕球後三塁ベースを踏んで二走野口は三封でツーアウト。大沢が一塁に送球するがこれが悪送球となり白球がファウルグラウンドを転々とする間に一走苅田が一挙ホームに還り1点を先制。翌日の読売新聞によると、大沢はアウトカウントを勘違いしたらしく、三塁ベースを踏んで一瞬間をおいてから一塁に送球したがこれが悪送球となった模様。
翌日の読売新聞は「木下が巧みにスローボールを交えてセ軍打者のミートを狂わせて凡打に討ちとれば野口は正面から堂々と内外角を攻め立てて名古屋の打順を抑えつけ・・・」と記している。両投手による投げ合いはテンポよく進行し、試合開始3時53分、試合終了4時52分、試合時間59分という今季最短時間を記録する。
野口明は5安打1四球2三振で今季6度目の完封で14勝目をあげる。
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