2012年10月18日木曜日

15年 セネタースvs阪急 5回戦



6月8日 (土) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9  
0 0 0 0 0 0 0 0 0  0 セネタース 22勝12敗3分 0.647 浅岡三郎
1 0 0 0 0 3 0 0 X  4 阪急          19勝13敗3分 0.594 重松通雄 石田光彦

勝利投手 重松通雄 2勝0敗
敗戦投手 浅岡三郎 7勝4敗
セーブ      石田光彦 1

二塁打 (セ)浅岡
本塁打 (阪)新富 1号


石田光彦パーフェクトリリーフ

 阪急は初回、先頭の西村正夫が二遊間に内野安打、フランク山田伝が中前打を放って無死一二塁、浅野勝三郎の右飛で二走西村はタッチアップから三進、本日四番に入った上田藤夫の中犠飛で1点を先制する。

 阪急は6回、一死後黒田健吾がファウルで4球粘っ右前打で出塁、黒田が二盗を決めて、井野川利春が左翼線にヒットを放ち一死一三塁、新富卯三郎がワンスリーからファウルで6球粘り11球目をレフトスタンド放ったプロ入り初ホームランがスリーランとなって4-0とする。

 阪急先発の重松通雄は7回まで2回に浅岡に許した左翼線二塁打1本だけで無失点。8回、先頭の浅岡に中前打を打たれ、織辺由三に四球を与えて、トップに返り苅田久徳にも四球、無死満塁となったところで石田光彦のリリーフを仰ぐ。石田は横沢七郎を二飛、野口二郎を遊飛、小林茂太を右邪飛に打ち取りピンチを防ぐ。最終回も柳鶴震を左飛、村松長太郎を二飛、最後は佐藤武夫を二ゴロに打ち取り阪急が快勝する。


 重松通雄は7回3分の0を投げて2安打4四球4三振無失点で2勝目をあげる。石田光彦は2イニングをパーフェクトリリーフ、当ブログルールによりセーブを記録する。全くの推論ですが、石田はリリーフに専念したらいいクローザーになるのではないでしょうか。キレのいい速球と変化球があり、何より度胸がいい。気ムラなところがあるので先発で長いイニングを投げるより今日のような場面で使った方が持ち味が生きるのではないでしょうか。

 本日の勝利打点は先制犠飛の上田藤夫となりますが、真の殊勲打者はスリーランホームランを放った新富卯三郎です。








   *重松通雄は7回3分の0を2安打無失点、石田光彦は2イニングをパーフェクトリリーフ。












       *新富卯三郎は第三打席でファウルで6球粘ってプロ入り初ホームランを放つ。








 

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