6月15日 (土) 後楽園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 タイガース 22勝16敗2分 0.579 木下勇
0 0 0 0 0 0 2 0 X 2 イーグルス 22勝16敗1分 0.579 中河美芳
勝利投手 中河美芳 3勝6敗
敗戦投手 木下勇 8勝7敗
勝利打点 岩垣二郎 2
中河美芳、88球で4安打完投勝利
タイガース木下勇、イーグルス中河美芳という左右の軟投派による対決。
3回まで中河はパーフェクトピッチング、木下勇も1安打無失点で序盤戦は両軍無得点が続く。
タイガースは4回、一死後宮崎剛が三塁線にセーフティバントを決めて出塁、松木謙治郎のショートへの内野安打で一死一二塁、この日プロ入り初の四番に入った伊賀上良平の二ゴロで松木が二封されて二死一三塁、中田金一が左前にタイムリーを放って1点を先制する。
6回まで木下勇の前に2安打無得点に抑えられてきたイーグルスは7回、先頭の菅利雄が左翼線にヒット、代走に太田健一を起用、木下政文の三ゴロでサード伊賀上は二塁に送球するがこれをセカンド宮崎が落球、この時ランナーと交錯して一走太田が怪我をしたのか代走に玉腰忠義が起用される。清家忠太郎が送りバントを決めて一死二三塁、タイガースベンチはライトを藤村隆男から森国五郎に代えて守備を固めるが、山田潔が一塁線にスクイズを決めて1-1の同点、更にファースト松木のエラーが重なり一死一三塁、トップに返り岡田福吉は一飛に倒れて二死一三塁、岩垣二郎がタイムリーピッチャー強襲ヒットを放ち2-1と逆転、これが決勝打となった。
中河美芳は88球で4安打1四球3三振の完投、3勝目をあげる。木下勇も8回を完投して79球で5安打2四球1死球2三振2失点ながら自責点ゼロであった。両投手の好投により試合時間は1時開始、2時4分終了で1時間4分であった。
好調イーグルスは4連勝で名古屋を抜いてタイガースと並び四位タイに浮上した。
*中河美芳は4安打完投で3勝目をあげる。公式スコアブックには時々投球数が書かれている。
*雑記欄には「中河88、木下79(8回) 計167球」と書かれている。
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