2012年10月3日水曜日

三冠への道 2012 ⑰



 さあ皆さん、161試合目のミゲール・カブレラは3打数2安打2打点、三冠王の座をキープしたまま今季最終戦を迎えることとなりました。本日の1本目は小飛球となって中前に落ちるポテンヒット、まぁメジャー・リーグなのでテキサスリーガーズ・ヒットです。2本目はライナーで中前に抜けましたがこちらも詰まった当り、打球が遅かったのが幸いして二塁ランナーもホームに還り2点タイムリーとなりました。打率と打点はほぼ安全圏となりましたのであとはホームランだけです。但しニューヨーク・ヤンキースにワンデー・プレーオフの可能性があり、163試合目も公式戦としてカウントされますので明日ミギーが三冠王をキープしたまま終了したしても現在41本塁打のカーティス・グランダーソンに163試合目で逆転の可能性が残る可能性があります。


 R.A.ディッキーの今季最終登板は7安打8三振無四球で自責点は3でした。8個の奪三振のうち、ハイ・ナックルで3個、84マイルのストレートで1個三振を取っており、矢張りいつもより力が入っていたようです。明日の最終戦でクレイトン・カーショウの登板が予定されているようですが、ディッキーのサイ・ヤング賞は間違いないでしょう。


 ナショナル・リーグMVP争いはバスター・ポージーがリードしています。首位打者に102打点の打撃面に加え、キャッチャーとして、精神的支柱としての定性面での評価が高い。


 ジェレッド・ウィーバーがサイ・ヤング賞に向けて明日の最終戦に登板する予定です。唯一の弱点である投球回数の少なさをどこまで詰めることができるでしょうか。


 アメリカン・リーグMVP争いが最も熾烈かもしれません。ミゲール・カブレラが三冠王を獲ったとしてもMVPも確実かというとそうでもありません。新人王を確実にしているマイク・トラウトは3割30本に加えて現在49盗塁で盗塁王、最終戦で50個に乗せてくるとミギーより票を集める可能性は十分あります。当ブログに投票権があれば、ミギーではなくマイク・トラウトに一位票を投じます。






 

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