本日は群馬県で開催されている平成24年度第65回秋季関東地区高等学校野球大会を観戦してきました。
11時半試合開始の銚子商業vs浦和学院戦は高崎城南球場で行われました。銚子商業が秋の関東大会に駒を進めたのは平成9年の第50回大会以来のこととなります。今年は習志野と銚子商業の古豪2校が千葉県代表として関東大会に出場します(2012年10月9日付け「懐古ブーム」参照)。銚子商業は前半押し気味に試合を進め、初回は3安打しましたが送りバントで一塁ランナーが二塁に滑り込まずにフォースアウト。一二塁から三遊間を破るヒットが出ましたが本塁タッチアウトとなって無得点。3回はランナー二塁で右前打が出て三塁コーチャーはストップさせましたが二塁ランナーが強引にホームに突っ込み5メートル手前でボールが返って来てタッチアウト。
守備ではファーストが大きく弾いた打球をセカンドがカバーして更に一塁ベースカバーのピッチャーに送球してアウトにするプレーがあり、4回はランナー二塁から中前打でバックホーム、筆者は「これは刺せる」と叫んで本塁寸前タッチアウト。但し近くで見ていたスカウトと思われる方は「二塁ランナーが打球が落ちるのを見てからスタートを切っている」と看破していました。
銚子商業のエースは163センチの左腕で左右のコントロールはいいのですが球威はなくいつ捕まるかという感じで見ていました。終盤は地力の差が出て浦和学院に0対3で敗れました。浦和学院とは体つきが違いました。かつての「黒潮打線」の面影はありませんがこれが県立高校の現状でしょう。
試合終了と同時に一緒に見に行った友人の車で敷島球場に移動して東海大甲府vs佐野日大戦の観戦です。以前勤めていた会社で前橋支店に勤務していましたので土地勘が役に立ちました。こちらは1時試合開始予定でしたので5回の東海大甲府の攻撃からです。席に着いた時の打席に立っていたのがお目当ての渡邉諒でした。この打席で左中間スタンド中段近くにツーランホームランを叩き込みました。敷島球場は両翼99メートル、センター122メートルなので推定飛距離125~130メートルです。
筆者が高校野球で目の前で左中間中段のホームランを見たのは保土ヶ谷球場での原辰徳以来のことです。東海大相模で原の同期の村中監督が指導する渡邉諒が2本目というのは感慨深いものがあります。現時点における当ブログの2013年ドラフト一位候補は東海大甲府の渡邉となります。桐光学園の松井は二位候補となります。
*パンフレットは300円でした。
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