6月14日 (金) 西宮
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 0 0 0 0 0 2 0 3 南海 11勝26敗2分 0.297 天川清三郎
0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 名古屋 21勝16敗2分 0.568 河村章 村松幸雄 松尾幸造
勝利投手 天川清三郎 1勝4敗
敗戦投手 河村章 1勝1敗
二塁打 (名)桝
三塁打 (名)三浦
勝利打点 清水秀雄 5
天川清三郎、投打に活躍
南海は昭和13年夏の甲子園優勝投手の天川清三郎、名古屋は左腕河村章の先発。
南海は初回、一死後藤戸逸郎が四球で出塁、国久松一は左飛に倒れるが吉川義次が左前打を放って二死一三塁、翌日の読売新聞によるとエンドランが掛かっていたとのこと、清水秀雄が右前に先制タイムリーを放って1-0とする。
名古屋は4回から河村に代えて村松幸雄をマウンドに送る。
2回~7回を3安打無得点に抑えられてきた南海は8回、先頭の天川が左前打を放って出塁、前田貞行の投前送りバントをピッチャー村松がお手玉、犠打エラーが記録されて無死一二塁、トップに返り岩出清の二ゴロで前田が二封されて一死一三塁、岩出が二盗を決めて一死二三塁、ここで藤戸がスクイズを決めて2-0、なお二死三塁で国久が左前にタイムリーを放って3-0とする。
名古屋は8回裏、先頭の三浦敏一が右中間に三塁打、芳賀直一に代わる代打高木茂の遊ゴロをファースト清水が落球、三走三浦は動けず無死一三塁、村松に代わる代打岩本章が左前にタイムリーを放って一矢を報いるがここまで。
天川清三郎は昨年1勝でこれがプロ入り通算2勝目、昭和14年4月2日のイーグルス戦で5安打完封勝利を飾っているが、本日も5安打完投である。変化球を主体とした打たせて取るタイプで、2四球無三振のピッチングであった。打っても3打数2安打の活躍を見せて2点目のホームを踏んだ。
*天川清三郎は5安打2四球無三振の完投で1勝目をあげる。
*天川清三郎が3打数2安打を記録した南海打線。
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