１５年 ライオンvs金鯱 ４回戦

4月21日 （日） 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8  9  計
1 1 0 0 0 0 0 0  0  2 ライオン ６勝１７敗 0.261 菊矢吉男 福士勇
0 0 0 1 0 0 1 0 1X 3 金鯱      ７勝１２敗１分 0.368 内藤幸三 中山正嘉

勝利投手 中山正嘉 ２勝６敗
敗戦投手 福士勇     １勝８敗

二塁打　（ラ）坪内

勝利打点　長島進　１


長島進サヨナラ打

　ライオンは初回、一死後玉腰年男が四球で出塁、二死後玉腰が二盗に成功、鬼頭数雄が左前に先制タイムリーを放って1-0とする。更に広田修三が四球、鬼頭が三盗を決めて西端利郎も四球を選んで二死満塁、金鯱ベンチはここで早くも先発の内藤幸三を下げて中山正嘉をリリーフに送り、戸川信夫は二ゴロに倒れてスリーアウトチェンジ。

　ライオンは2回、先頭の松岡甲二が中前打から二盗に成功、坪内道則の左翼線二塁打で松岡が還って2-0とする。

　金鯱は4回、先頭の長島進が四球で出塁、2度目の四番に入った室脇正信も四球を選び、森田実は三振に倒れるが上野義秋が四球に倒れて一死満塁、瀬井清の二ゴロ併殺崩れの間に三走長島が還って1-2とする。

　金鯱は7回、先頭の竹林実が左前打で出塁、中山は三振に倒れるがトップに返り濃人渉が四球、佐々木常助の中前打で一死満塁、長島が押出し四球を選んで2-2の同点に追い付く。ライオンベンチはここで先発の菊矢吉男を下げて福士勇を投入、室脇は三振、森田に代わる代打古谷倉之助は右飛に倒れてスリーアウトチェンジ。

　金鯱は9回裏、先頭の中山が左前打で出塁、トップに返り濃人の三ゴロをサード戸川がエラー、佐々木の送りバントが内野安打となって無死満塁、長島が左前にサヨナラ打を放って金鯱が打っ棄る。

　長島進は1点目のホームを踏み同点の押出し四球を選びサヨナラヒットを放つ活躍であったが、ライオンに6個の盗塁を許した。

　中山正嘉は8回3分の1を投げて8安打4四球10三振1失点の力投で2勝目をあげる。









　　　　　　　　＊ロングリリーフとなった中山正嘉は10奪三振の力投で2勝目をあげる。

　　　　　＊長島進の左前打でサヨナラ勝ちした金鯱打線。