桐光学園の2年生松井が今治西から22三振を奪う大記録を達成しました。とにかくストレートの勢いがいいので縦横2種類のスライダーに今治西打線は付いていけませんでした。解説の竹中円さんは背筋力が強いと解説しています。ホームランを打った打撃の方でも背筋の強さが出ていました。スピード表示はマックス144キロでしたが当ブログはスピードガンの表示は重視しません。ボールに勢いがありキレがあることが重要で、今日は夏休みですので3回で切り上げて上野に真珠の耳飾りの少女を二度目の鑑賞に行く予定でしたが、こちらを見ない訳にはいかないと判断して予定を変更し最後まで見てしまいました。5回でノーヒットノーラン宣言をしたのは6回にヒットを打たれて馬鹿にされましたが同時に20三振宣言をしたところ22個までいきました。
工藤が名電工時代にノーヒットノーランをやった試合もリアルタイムで見ていましたが、例えるなら工藤以来と言ってよいのではないでしょうか。
桐光学園は神奈川四強の中では唯一全国優勝していませんのでやや格下と見られるかもしれませんが、神奈川では毎年強力打線を作ってきます。今年は松井を始めとして1、2年生中心のチームなのでまだ未完成ですが、来年までに初優勝のチャンス到来というところでしょう。勝ち上がって光星学院、大阪桐蔭と対戦してもらいたいものです。
開会式の木更津総合の入場行進では「千葉県はここ14年、連続出場がありません。」と紹介されました。市立船橋が3年連続出場して以来千葉から連続出場はありませんが、市立船橋以前は21年間連続出場はありませんでした。すなわち、1974年、75年の銚子商業、習志野による二連覇以降、千葉では有力選手が各地に散らばり今では甲子園を狙える高校が30校あるとも言われています。この点、1970年、71年に東海大相模と桐蔭学園が二連覇した神奈川では相模、桐蔭、横浜、桐光の四強に有力選手が集中して四強の牙城は崩れる気配がありません。どちらが良くてどちらが悪いのではなく、これが現実であるということです。木更津総合は1回戦で大阪桐蔭と対戦します。健闘を祈りましょう。
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