4月17日 (水) 甲子園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ライオン 5勝14敗 0.263 福士勇 井筒研一
0 0 1 0 2 0 3 1 X 7 イーグルス 7勝10敗1分 0.412 亀田忠
勝利投手 亀田忠 5勝5敗
敗戦投手 福士勇 0勝7敗
三塁打 (イ)谷
勝利打点 谷義夫 2
亀田忠、通算7度目の1安打ピッチング
ライオンは福士勇、変則ダブルの第二試合となるイーグルスは亀田忠が先発。
イーグルスは3回、一死後岡田福吉が右前打で出塁、岩垣二郎は中飛に倒れるが中河美芳の二ゴロをセカンド山本尚敏がエラー、谷義夫が右前に先制タイムリーを放って1-0とする。
イーグルスは5回、一死後岡田が左前打で出塁、岩垣の当りはサードライナー、一走岡田が飛び出したためサード加地健三郎は一塁に送球するがこれが悪送球となる間に岡田は二塁に進み、中河が右前にタイムリーを放って2-0とする。更にライト菊矢吉男からのバックホームの隙に中河が二塁に進み、谷が中前に中押しのタイムリーを放って3-1とする。
イーグルスは7回、先頭の岡田が三塁に内野安打、サード加地の悪送球がファウルグラウンドを転々とする間に岡田は三塁に進む。岩垣の二ゴロの間に岡田が還って4-0、中河が中前打で出塁、谷の右翼への当りをライト菊矢が目測を誤って三塁打とし、更に中継のセカンド西端利郎への返球が悪送球となる間に谷は一気にホームに還り6-0としてダメ押す。
イーグルスは8回、先頭の木下の三ゴロをサード加地が本日3つ目の悪送球する間に木下は三塁に進み、二死後岡田の三ゴロをファースト山本秀雄が落球して木下が生還し7-0と突き放す。
亀田忠が快心のピッチングを見せた。1回、一死後山本尚敏に四球を与えるが坪内道則を三振、鬼頭数雄を左邪飛に抑える。2回は菊矢、広田修三から連続三振を奪う。3回も二死後玉腰年男を四球で歩かせるが山本尚敏を三振に打ち取る。4回、先頭の坪内に左前打を許すが鬼頭を遊ゴロ、菊矢を三振、広田を二ゴロに抑える。
亀田が許したヒットは結局坪内の左前打1本で、5回~7回は三者凡退、8回は先頭の松岡甲二を四球で歩かせるが加地を遊ゴロ併殺、井筒研一も遊ゴロに抑える。9回、山本秀雄を投直、山本尚敏を二ゴロ、坪内道則を遊ゴロに抑えてゲームセット。
亀田忠は1安打3四球8三振で今季早くも4度目の完封、5勝目をあげる。亀田の1安打ピッチングは昭和13年に5度、昨年1度に続いて7度目となる。過去6回の与四球は「5、10、4、6、4、4」なので本日が最少記録となる。ライオンが今季完封負けを喫したのは2度目であり何れも亀田にしてやられたものである。
イーグルスは一番岡田福吉が5打数3安打3得点、三番中河美芳が4打数2安打2得点1打点でつなぎ、四番谷義夫が4打数3安打1得点3打点で返すという理想的な打線のつながりでダブルヘッダーを連勝した。谷は三打席連続で先制、中押し、ダメ押しのタイムリーを放った。
*亀田忠は通算7度目の1安打ピッチングで今季4度目の完封。
*イーグルスは理想的な打線のつながりでダブルヘッダーを連勝した。
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