4月7日 (日) 西宮
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 2 0 0 0 0 0 0 0 2 セネタース 7勝5敗1分 0.583 浅岡三郎
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 阪急 7勝6敗1分 0.538 森弘太郎
勝利投手 浅岡三郎 3勝0敗
敗戦投手 森弘太郎 4勝2敗
二塁打 (セ)浅岡 (阪)山田
本塁打 (セ)佐藤武夫 3号
勝利打点 佐藤武夫 2
野球は二人でもできる
セネタースは2回、二死後浅岡三郎が左翼線にヒット、佐藤武夫が左翼スタンドにツーランホームランを叩き込んで2点を先制、これが決勝打となった。
浅岡は第三打席で左越えに二塁打、第四打席も左前打で4打数3安打、佐藤は第二打席でも左前打を放って4打数2安打2打点であった。
阪急打線は昨日の南海戦で27安打32得点を記録したが本日は浅岡の緩球を打てず3回の森弘太郎の中前打と9回のフランク山田伝の右中間二塁打だけに抑えられた。
浅岡三郎は2安打3四球1三振で2試合連続完封を記録して3勝目をあげる。翌日の読売新聞によると「浅岡は1球毎に球道を変えて打者の弱点を攻める入念の投球」であったとのこと。
佐藤武夫は2試合連続で決勝ツーランを放った。これが今季第3号となって2本で並んでいた川上哲治と伊賀上良平を突き放して単独ホームランキングに躍り出た。
1973年8月30日、江夏豊は延長11回をノーヒットノーランに抑え自らサヨナラホームランを放って「野球は一人でも出来る」とコメントしたが、本日のセネタースは浅岡が2安打完封に打っても4打数3安打、佐藤が唯一の得点となる決勝ツーランに4打数2安打でチームの7安打のうち二人で5安打を記録した。「野球は二人でもできる」といったところですが、セネタース守備陣が無失策の好守を見せたこともお忘れなく。強打の失策王・柳鶴震も本日は3つのゴロを無難に捌いています。セネタースは3試合連続のシャットアウト勝ちで貯金を2とした。
*浅岡三郎は2試合連続完封で3勝目をあげる。
*セネタースは7安打のうち浅岡三郎と佐藤武夫で5安打を記録する。
*浅岡三郎に2安打に抑えられた阪急打線。
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