2012年7月30日月曜日

15年 ライオンvs南海 2回戦


4月14日 (日) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10  計
0 0 0 0 1 0 0 0 0  0   1 ライオン 5勝12敗 0.294 菊矢吉男
1 0 0 0 0 0 0 0 0 1X  2 南海      7勝10敗1分 0.412 清水秀雄

勝利投手 清水秀雄 3勝4敗
敗戦投手 菊矢吉男 5勝4敗

勝利打点 なし


サヨナラ暴投

 南海は初回、先頭の岩出清が左前打で出塁、岡田宗芳は右飛に倒れ国久松一の二ゴロでランナーが入れ替わり、吉川義次の右前打で国久が三塁に走って二死一三塁、ここでダブルスチールを決めて1点を先制する。

 ライオン1回裏、先頭の玉腰年男が四球で出塁するが西端利郎は三振、坪内道則も三振、玉腰がディレードスチールを試みるが「1-6」と渡ってタッチアウト。

 ライオンは2回、鬼頭数雄が三振、菊矢吉男が三振、井筒研一も三振、清水秀雄が三者三振に抑える。3回先頭の伊勢川眞澄も三振で四者連続三振。牽制死を挟んで六者連続三振となった。

 ライオンは5回、先頭の松岡甲二が四球で出塁、トップに返り玉腰の一塁線バントが内野安打となって無死一二塁、西端の二飛をセカンド国久が捕球するが一塁に悪送球して二者進塁し一死二三塁とする。恐らく西端の送りバントが小フライとなってバントシフトで前進してきた国久が捕球、一走玉腰は当然リードを取っているので国久が一塁に送球したがこれが悪送球となったものでしょう。坪内道則が左前にタイムリーを放って1-1の同点に追い付く。

 ライオン先発の菊矢吉男、南海先発の清水秀雄の投げ合いは譲らず1対1のまま延長戦に突入する。

 南海は10回裏、先頭の岩出が遊撃内野安打で出塁、岡村の二ゴロをセカンド西端が二塁に送球するがショート松岡がエラー、パスボールで無死二三塁、更に菊矢のワイルドピッチで岩出が還って南海がサヨナラ勝ち。

 清水秀雄は10回を完投して5安打6四球12三振1失点、自責点0の力投をみせた。菊矢吉男も9回3分の0を6安打5四球2三振のピッチングであった。


 清水は鬼頭数雄を徹底的にマークした。2回の三振に続いて5回同点とされた一死二三塁で鬼頭を迎えて三振、7回も二死一二塁で鬼頭を迎えて三振。結局鬼頭を5打数無安打3三振に抑えた。









           *清水秀雄は菊矢吉男との投げ合いを制して3勝目をあげる。



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