11月8日 (水) 後楽園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 阪急 57勝34敗2分 0.626 高橋敏
0 0 0 1 2 0 0 0 X 3 セネタース 48勝37敗8分 0.565 野口二郎
勝利投手 野口二郎 32勝19敗
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 阪急 57勝34敗2分 0.626 高橋敏
0 0 0 1 2 0 0 0 X 3 セネタース 48勝37敗8分 0.565 野口二郎
敗戦投手 高橋敏 17勝9敗
二塁打 (セ)尾茂田
三塁打 (セ)村松
本塁打 (セ)尾茂田 4号
野口二郎今季7度目の完封
阪急は初回、二死後三番に入った浅野勝三郎が四球を選んで出塁、上田藤夫の三塁内野安打で二死一二塁とするが黒田健吾は左飛に倒れる。3回も二死後フランク山田伝の左前打、浅野の中前打、上田の四球で二死満塁とするが黒田が三振に倒れて無得点。
セネタースは初回、先頭の苅田久徳の三ゴロをサード黒田が一塁に悪送球、苅田が二盗を決めて無死二塁、浅岡三郎の投ゴロをピッチャー高橋敏が捕って二塁に送球するがセーフ、野選が記録されて無死一二塁、尾茂田叶の三ゴロはサード黒田がそのままベースを踏んで一死一二塁、野口二郎が四球を選んで一死満塁、しかし柳鶴震の投ゴロは「1-2-3」と渡ってダブルプレー、一瞬にして先制のチャンスを潰す。3回も二死後浅岡の中前打、尾茂田の右翼線二塁打、野口の四球で二死満塁とするが柳が三振に倒れて無得点。
ここまで両チームの五番打者黒田健吾と柳鶴震がブレーキとなって両軍無得点。
セネタースは4回、一死後村松長太郎が右中間に三塁打、織辺由三が右犠飛を打ち上げて1点を先制する。
セネタースは5回、先頭の苅田が左翼線にヒット、浅岡が送りバントを決めて一死二塁、ここで尾茂田が左翼スタンドに第4号ツーランホームランを叩き込んで3-0とリードを広げる。
阪急は7回、二死後高橋が三塁に内野安打、トップに返り西村正夫が中前打、山田が左前打を放って二死満塁、しかし浅野が一飛に倒れて無得点。8回も先頭の上田が四球、黒田が左前打で続いて無死一二塁とするが日比野武は三振、石井武夫は一邪飛、伊東甚吉に代わる代打重松通雄は三振に倒れてこの回も無得点。
野口二郎は8安打3四球7三振、今季7度目の完封で32勝目をあげる。5度スコアリングポジションに走者を進めたが粘りのピッチングで凌いだ。阪急の11残塁の淡白な攻撃に助けられた感が強い。
*野口二郎は今季7度目の完封で32勝目をあげる。
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