2012年5月5日土曜日

14年 名古屋vsイーグルス 12回戦


11月1日 (水) 後楽園


1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
1 0 2 0 1 1 0 0 0  5 名古屋       35勝52敗4分 0.402 村松幸雄
0 0 0 0 0 0 0 1 0  1 イーグルス 25勝61敗2分 0.291 亀田忠


勝利投手 村松幸雄 4勝3敗
敗戦投手 亀田忠  14勝25敗


二塁打 (名)三浦
三塁打 (名)村瀬


快調名古屋4連勝
 
 名古屋は前節繁里栄、西沢道夫、村松幸雄で3連勝、本日は村松が先発。イーグルスも中河美芳が復活して望月潤一も好調、本日は亀田忠が先発。


 名古屋は初回、先頭の石田政良の投ゴロを亀田が一塁に悪送球する間に石田は二塁に進み、村瀬一三の中前打で1点を先制する。村瀬が二盗を決めて無死二塁、しかしここは亀田が踏ん張って後続を抑える。


 名古屋は3回、一死後石田が中前打で出塁、石田の盗塁はキャッチャー伏見五郎が刺して二死無走者、しかし村瀬が2打席連続の中前打で出塁、桝嘉一の投ゴロを亀田が弾き、バックアップのショート山田潔からの一塁送球が悪送球となる間に二者進塁して二死二三塁、記録はダブルエラー、この棚ぼたのチャンスに加藤正二が右翼線に2点タイムリーを放って3-0とする。


 名古屋は5回、二死後村瀬が左中間に三塁打、桝が左翼線にタイムリーを放って4-0とする。


 名古屋は6回、先頭の服部受弘が四球を選んで出塁、中村三郎も四球で無死一二塁、三浦敏一は中飛に倒れ、芳賀直一の二ゴロで中村が二封されて二死一三塁、次のプレーは「(2) 1’」で三走服部が生還したと記録されている。翌日の読売新聞によると一走芳賀がスタートし、キャッチャー伏見が二塁に送球するが亀田がこれに手を出して弾いたため三走服部が生還したとのこと、亀田としてはダブルスチールを警戒してカットしようとしたのであろう。ということで5-0とする。


 イーグルスは8回、一死後山田の二ゴロをセカンド中村がエラー、トップに返り岩垣二郎の右前打で一死一三塁、太田健一の一ゴロの間に山田が還って1-5とする。


 村松幸雄はイーグルス最終回の反撃を三者凡退に抑えて4安打2四球3三振1失点、自責点ゼロの完投で4勝目をあげる。名古屋は10月24日から試合が無かったので今日は四本柱の誰でも先発できる状況にあったが小西徳郎監督は村松を起用してきた。村松は春先に肩を痛めて故郷に近い志太温泉で治療を行った後、半年ぶりに復帰して好投を続けている。投手陣が整備されてきた名古屋はこれで4連勝。


 村瀬一三が5打数3安打2得点1打点、三塁打1本の活躍を見せる。九番から二番に上がって以降好調をキープしている。


 亀田忠は7安打4四球4三振で完投したが自らの3つのエラーが全て失点に結びついてしまった。




                 *村松幸雄は4安打完投で4勝目をあげる。








                *備考欄には亀田忠の3失策が記されている。


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