2012年5月5日土曜日

14年 ジャイアンツvs金鯱 12回戦


11月1日 (水) 後楽園


1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
2 0 1 0 5 2 0 0 0  10 ジャイアンツ 61勝25敗3分 0.709 スタルヒン
0 0 0 0 0 0 0 0 0   0 金鯱             33勝55敗3分 0.375 中山正嘉 内藤幸三


勝利投手 スタルヒン 38勝14敗
敗戦投手 中山正嘉  23勝20敗


二塁打 (ジ)平山、千葉、水原、吉原
三塁打 (金)佐々木 (ジ)川上
本塁打 (ジ)千葉 3号

二番平山が救う


 1引分けを挟んで5連敗中のジャイアンツは10月24日以来の試合。一週間の休養で変化はあったかどうか。本日は二番に平山菊二を起用、藤本定義監督の苦悩は続く。


 ジャイアンツは2回、先頭の白石敏男が四球を選んで出塁、二番平山が右中間に先制のタイムリー二塁打を放って1-0、千葉茂が右翼線にタイムリーで続いて2-0とする。


 ジャイアンツは3回、一死後平山が中前打で出塁、平山が二盗を決めて一死二塁、千葉が右中間に二塁打を放って3-0とする。中島治康が一邪飛に倒れて二死二塁となったところで金鯱ベンチは先発の中山正嘉から内藤幸三にスイッチ、川上哲治は三飛に倒れてスリーアウトチェンジ。


 ジャイアンツは5回、先頭の平山が四球を選んで出塁、千葉も四球を選んで無死一二塁、中島の中前タイムリーで4-0、川上の二ゴロをセカンド五味芳夫がエラーする間に千葉が還って5-0、アチラノ・リベラ(アデラーノ・リベラ)の遊ゴロをショート濃人渉が一塁に悪送球する間に中島に続いて川上もが還って7-0、水原茂の遊ゴロを濃人が再び一塁に悪送球する間にリベラがホームに向かい、ファースト小林利蔵からの本塁送球が悪送球となってリベラが還り8-0とする。金鯱内野陣はこの回4失策を記録した。


 ジャイアンツは6回、先頭の平山が四球を選んで出塁、千葉がライトポール際に第3号ツーランホームランを叩き込んで10-0とする。


 不振に喘いできたスタルヒンが復活。金鯱に与えたヒットは散発の4安打、3回は先頭の佐々木常助に左中間に三塁打を許すが濃人を遊ゴロ、五味を浅い右飛、野村高義を遊ゴロに打ち取る。スタルヒンは4安打2四球2三振、今季10度目の完封で38勝目をあげる。


 二番に起用された平山菊二が5打席3打数2安打4得点1打点2四球、二塁打1本の活躍を見せて5連敗中のチームを救った。平山は5月9日の名古屋4回戦でも起死回生のタイムリー二塁打を放って連敗中のジャイアンツのピンチを救っている。千葉茂も4打数3安打2得点4打点、二塁打1本、本塁打1本の活躍であった。



               *スタルヒンが今季10度目の完封で38勝目をあげる。







               *平山菊二と千葉茂の活躍を伝えるスコアカード

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