2011年5月31日火曜日

13年秋 イーグルスvsタイガース 3回戦

11月3日 (木) 甲子園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 イーグルス 12勝14敗4分 0.462 御園生崇男
0 0 0 0 0 1 4 0 X 5 タイガース  18勝11敗       0.621 中河美芳 望月潤一


勝利投手 御園生崇男 8勝4敗
敗戦投手 望月潤一     2勝2敗


タイガース5連勝


 タイガースは1回三者凡退、2回は一死後御園生崇男が左前打を放つが後続無く3回も玉井栄二ゴロ、皆川定之投ゴロで二死無走者、ところがここで先発の中河美芳にアクシデント勃発、翌日の読売新聞によると「指を傷つけて退いた」とのこと。急遽リリーフに出た望月潤一は読売新聞によると「伸びのよいシュート・ボールとアウドロでタ軍打者の手を焼かせ」るピッチングを見せ、松木謙治郎は四球で歩かせるが奈良友夫を遊ゴロに抑える。

 イーグルスは4回、一死後中根之がバントヒットで出塁して二盗に成功、バッキー・ハリスは三振に倒れるが望月が右前にタイムリーを放って1点を先制する。

 リリーフ望月に4回、5回と1四球ずつの無安打に抑えられていたタイガースは6回、一死後藤村富美男が中前打で出塁、二盗を試みるがハリスの強肩の前にタッチアウト、山口政信が四球を選んで二死一塁、続く御園生崇男の当りはショート後方への飛球、読売新聞によると「遊撃山田が深追いしたことが不測の禍根となって同点に盛り返され」る。すなわち、このプレーで一走山口が一気にホームに還り1-1の同点、御園生には打点が記録されている。

 タイガースは7回、一死後玉井の一飛をファースト大貫賢がエラー、皆川は四球、フォアボール目をハリスがパスボールする間に玉井は三塁に進んで一死一三塁、ここでハリスが三塁に牽制悪送球して玉井が還って2-1、トップに返り松木四球、奈良右翼線ヒットで一死満塁、藤村の二ゴロで三走皆川は本封されて二死満塁、山口が中前に2点タイムリーを放って4-1、御園生も右前にタイムリーで続いて5-1とする。

 御園生崇男は5回以降イーグルス打線を3安打無失点におさえ、結局6安打2四球6三振の完投で8勝目をあげる。

 景浦将を欠くタイガース打線であるが四番山口政信と五番御園生崇男が2打点ずつを記録、タイガースは上昇気流に乗ってこれで5連勝。二位阪急に勢いが感じられず、首位ジャイアンツを追うのはどうやらタイガースになってきたようだ。





          *御園生崇男、6安打完投で8勝目





1 件のコメント:

  1. 中河投手の試合中のアクシデントで急きょ強豪ターガース戦にリリーフ登板。6回と7回には強力打線の集中打を浴び、5点取られて負けましたが、載せて頂いた読売新聞の記事を見て、うまくすれば通用するかも知れないと思わせるような、場面もあったのではと想像します。今後に繋がればよいのですが。

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