2011年5月19日木曜日

13年秋 阪急vs金鯱 4回戦

10月29日 (土) 後楽園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 1 0 0 1 1 2 0 0 5 阪急 17勝7敗2分 0.708 宮武三郎
0 0 1 0 0 0 0 0 3 4 金鯱   8勝23敗     0.258 中山正嘉 常川助三郎


勝利投手 宮武三郎 5勝1敗
敗戦投手 中山正嘉 4勝11敗


二塁打 (阪)山田


金鯱四連勝ならず


 阪急は2回、この回先頭の山下実がファウル3つ、ボール後の5球目を左前打、山下好一の二ゴロをセカンド五味芳夫が失する間に山下実は三塁に進み、五味からサード岡野八郎への送球の間に山下好一も二塁に進み無死二三塁、二死後大原敏夫四球で満塁、宮武三郎が押出し四球を選んで1点を先制する。

 金鯱は3回、この回先頭の高久保豊三が四球で出塁、長島進が三前に送りバントを決めて五味の遊ゴロの間に高久保は三進して二死三塁、トップに返り佐々木常助が四球を選んで二死一三塁、ここで鮮やかにダブルスチールを決めて1-1の同点に追い付く。

 阪急は5回、一死後西村正夫が左前打を放ち出塁、すかさず二盗を決めキャッチャー長島の悪送球で三進、フランク山田伝の一ゴロの間に快足を飛ばしてホームイン、2-1とする。更に6回、山下実、山下好一は二者連続三振、上田藤夫の三ゴロをサード岡野が一塁に悪送球、宇野錦次は二塁への内野安打で二死一二塁、大原が右前にタイムリーを放って3-1とする。

 阪急は7回、この回先頭の山田が中前打で出塁、黒田健吾の遊ゴロをショート瀬井清がエラー、山下実の中前打で無死満塁、山下好一の一塁内野安打で山田が還って4-1、上田藤夫の三ゴロで黒田は本封、宇野の三ゴロの間に山下実が還って5-1と突き放す。

 金鯱は9回裏、この回先頭の岡野が一塁への内野安打で出塁、瀬井は見逃し三振、ワイルドピッチで岡野は二進、二死後中山は四球、武笠茂男が右前にタイムリーを放って2-5、高久保に代わる代打小林茂太死球で二死満塁、長島が左翼線に2点タイムリーを放って4-5、更に長島に代わって代走に岡田源三郎監督が登場、岡田監督の登場にびびったか宮武がボークを犯して二死二三塁、五味も四球を選んで再度二死満塁、しかし佐々木は右飛に倒れて辛うじて阪急が逃げ切る。

 宮武三郎は3安打7四球1死球2三振の完投で5勝目をあげる。三連勝後の金鯱は惜しくも四連勝を逃したが最終回の粘りはお見事。















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