10月17日 (月) 後楽園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
6 0 0 1 0 0 0 1 0 8 セネタース 11勝12敗1分 0.478 金子裕
0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 金鯱 5勝19敗 0.208 常川助三郎 中山正嘉
勝利投手 金子裕 6勝5敗
敗戦投手 常川助三郎 4勝5敗
二塁打 (セ)尾茂田、今岡、北浦、遠藤 (金)長島
三塁打 (セ)青木
セネタース、二試合連続大量得点
セネタースvs金鯱の今季最終戦。まだシーズン半ばを過ぎたばかりであるが何故かこのカードだけ進行が早い。
セネタースは初回、先頭の苅田久徳が初球を左前に叩いて出塁、続く森口次郎のバントはピッチャー正面を突き常川が二塁に投げるがこれをショート瀬井清落球して無死一二塁、尾茂田叶が初球を左中間に二塁打、二者を迎え入れて2点を先制する。遠藤忠二郎は中飛に倒れるが北浦三男が左前打を放って一死一三塁、今岡謙次郎がワンボールからの二球目を左中間に二塁打して二者還り4-0、中継のショート瀬井からのバックホームが悪送球となって今岡は三塁に進む。金鯱はここで早くも先発常川助三郎をあきらめ中山正嘉をリリーフに送る。しかし中山は準備不足のようで金子裕四球、青木幸造が左前にタイムリーを放って5-0、磯野政次中前打で一死満塁、苅田が中犠飛を打ち上げてこの回一挙6点をあげる。
セネタースは4回、磯野の四球と森口の内野安打からダブルスチールを決めて一死二三塁、中山のワイルドピッチで磯野が還り1点、8回にも青木の右中間三塁打と森口の中犠飛で1点を加える。
11日の南海3回戦に続いて大量得点に守られた金子裕は7回に長島進の左中間二塁打と岡野八郎の中前タイムリーで1点を失うが5安打5四球2三振の完投で今季6勝目をあげてハーラー単独二位に躍り出る。
セネタースは10安打で8得点と二試合連続大差勝ち。先発の九人で試合を終わらせ金子裕以外全員安打であった。
このカードはセネタースの5勝0敗で終了。金子が3勝、浅岡三郎が2勝をあげた。
0 件のコメント:
コメントを投稿