2013年3月21日木曜日

15年 金鯱ns南海 10回戦


9月22日 (日) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
0 0 0 0 0 0 0 0 0  0 金鯱 18勝50敗7分 0.265 古谷倉之助
0 0 0 0 1 0 0 0 X  1 南海 20勝52敗5分 0.278 清水秀雄

勝利投手 清水秀雄  10勝18敗
敗戦投手 古谷倉之助 4勝16敗

二塁打 (金)佐々木
三塁打 (南)伊藤

勝利打点 なし


清水秀雄、2安打完封で10勝目

 南海先発の清水秀雄、金鯱先発の古谷倉之助両投手の好投で3回まで両軍無安打。金鯱は3回、プロ入り初の先発マスクとなった飯塚達雄の遊ゴロをファースト伊藤経盛が落球して二死一塁とするが五味芳夫は二飛に倒れる。南海は2回、先頭の吉川義次が四球で出塁するが後続が凡ゴロの連続で無得点。

 南海は4回、先頭の木村勉がこの試合両軍を通じて初ヒットを左前に放つが木村は盗塁失敗、岩本義行は三ゴロ、吉川は遊飛に倒れて無得点。

 南海は5回、一死後清水が四球で出塁すると捕逸で二進、伊藤の二ゴロが進塁打となって一死三塁、上田良夫の三ゴロをサード漆原進が一塁に悪送球する間に三走清水が還って1点を先制する。これがこの試合両チーム唯一の得点となった。

 清水は5回二死後佐々木常助に初ヒットとなる左翼線二塁打を許すが漆原を三振に打ち取る。6回は三者凡退に抑えるが、7回、一死後黒澤俊夫にストレートの四球、室脇正信を三振に打ち取るが古谷に四球を与えて二死一二塁、しかし佐々木を中飛に抑えてここまで無失点。

 清水は8回、先頭の漆原を三ゴロに打ち取るがサード藤戸逸郎の悪送球で漆原は二進、飯塚の三ゴロの間に漆原は三進、トップに返り五味はストレートの四球で一死一三塁、しかし森田を三飛、濃人渉を右飛に打ち取る。終盤になってコントロールは乱れてきたが球威は衰えていないようだ。

 清水は9回、先頭の黒澤に2打席連続となる四球を与え、室脇の右翼線ヒットで無死一三塁の大ピンチを迎える。室脇が二盗を決めて無死二三塁、古谷の一ゴロで三走黒澤がホームを狙うがファースト伊藤からキャッチャー吉川に送球されてタッチアウト、更に吉川からサード藤戸に送球されて室脇もタッチアウトとなって二死一塁、古谷に二盗を許すが、最後は佐々木を一飛に打ち取る。


 清水秀雄は2安打4四球6三振で今季3後目の完封、10勝目をあげる。古谷倉之助も3安打3四球1三振1失点、自責点ゼロのピッチングであった。











                *清水秀雄は2安打完封で10勝目をあげる。










 

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