2013年3月30日土曜日

15年 セネタースvsタイガース 10回戦


9月23日 (月) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11  計
0 0 0 0 0 0 0 0 0  0   1   1 セネタース 42勝26敗9分 0.618 金子裕 野口二郎
0 0 0 0 0 0 0 0 0  0   0   0 タイガース 46勝29敗3分 0.613 若林忠志

勝利投手 野口二郎 26勝9敗
敗戦投手 若林忠志 18勝13敗

勝利打点 柳鶴震 2


柳鶴震、延長11回決勝タイムリー

 両軍無得点のまま試合は延長11回に進む。

 セネタースは11回表、二死後小林茂太が四球で出塁、小林が二盗を決めて二死二塁、柳鶴震が左中間に決勝タイムリーを放って1-0とする。

 タイガースは11回裏、一死後ジミー堀尾文人が中前打を放つが皆川定之は三振、本堂保次は遊飛に倒れて試合終了を告げるサイレンが高々と鳴り響く。

 セネタース先発の金子裕が素晴らしいピッチングを見せた。初回一死後皆川に四球を与えるが皆川の二盗をキャッチャー佐藤武夫が刺す。続く本堂にも四球を与えるが伊賀上良平を中飛に打ち取る。ここから2回はカイザー田中義雄左飛、松木謙治郎中飛、若林忠志も中飛。3回は松尾五郎中飛、宮崎剛の四球を挟んで堀尾右飛、皆川は三飛。4回は本堂左飛とここまで凡飛の連続、伊賀上は三ゴロ、田中は中飛。5回も松木右飛、若林遊飛、松尾は一直でここまで補殺は2個だけである。

 タイガースは6回、先頭の宮崎の二ゴロをセカンド苅田久徳がエラー、トップに返り堀尾は一飛、これは送りバント失敗の可能性がある。続く皆川の三ゴロは「5-4-3」と渡ってダブルプレー。

 タイガースは7回、一死後伊賀上が左前にチーム初ヒット、田中も左前打を放って一死一二塁、松木は一邪飛に倒れて二死一二塁、セネタース苅田監督はここで好投の金子から野口二郎にスイッチ、若林は遊飛に倒れてスリーアウトチェンジ。野口は11回までタイガース打線を無得点に抑えた。


 若林忠志は延長11回を完投して7安打4四球1三振、最後に力尽きた。

 金子裕は6回3分の2を投げて2安打3四球1三振無失点、リリーフの野口二郎は4回3分の1を投げて2安打無四球2三振無失点であった。











                   *金子裕-野口二郎による完封リレー。












 

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