2012年1月5日木曜日

14年 ライオンvs金鯱 8回戦


8月13日 (日) 後楽園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 計
2 0 0 0 2 0 0 0 0  0   0   0  4 ライオン 20勝31敗5分 0.392 菊矢吉男 近藤久 福士勇
2 0 1 0 1 0 0 0 0  0   0   0  4 金鯱      21勝34敗2分 0.382 大宮清 古谷倉之助


二塁打 (金)長島

金鯱、20残塁


 ライオンは初回、先頭の坪内道則が中前打で出塁すると二盗に成功、キャチャー長島進からの送球が逸れる間に坪内は三塁に進む。玉腰年男が四球を選んで無死一三塁、水谷則一の投ゴロで一死二三塁、鬼頭数雄の三ゴロで三走坪内がホームに突っ込みサード瀬井清の悪送球を誘って1点を先制してなお一死一三塁、岡本利之の投ゴロ併殺崩れの間に三走玉腰が還って2-0とする。

 金鯱は1回裏、五味芳夫、濃人渉、野村高義がいきなり3連続四球を選んで無死満塁、小林利蔵の遊ゴロで野村が二封される間に五味が還って1-2、小林茂太が左前にタイムリーを放って2-2の同点に追い付く。

 金鯱は3回、一死後瀬井が右前打で出塁するとワイルドピッチで二進、長島の一ゴロの間に三進、佐々木常助の二ゴロを久々に怪我から復帰したセカンド西端利郎がエラーする間に瀬井が還って3-2とリードする。

 ライオンは5回、一死後井筒研一が四球を選んで出塁、トップに返り坪内の遊ゴロの間に井筒は三塁を陥れる好走塁、玉腰が3打席連続となる四球を選んで二盗に成功して二死二三塁、水谷の二塁強襲ヒットで二者還り4-3と逆転に成功する。

 ライオンは5回から先発の菊矢吉男に代えて近藤久をマウンドに送る。 

 金鯱は5回裏、先頭の大宮清が四球を選んで出塁、瀬井は右飛に倒れるが長島が右翼線に二塁打を放ち、佐々木四球で一死満塁、トップに返り五味の三ゴロをサード井筒が三塁ベースタッチする間に三走大宮が還って4-4の同点とする。サード井筒研一はアウトカウントを勘違いしたのであろうか、翌日の読売新聞は頭脳的失策と断じている。5回の表には一塁ランナーとして坪内の遊ゴロの間に三塁を陥れる好走塁を見せた井筒あるがこれで帳消しとなってしまった。

 金鯱は7回から先発の大宮清に代えて古谷倉之助を投入、ライオンも8回から三番手に福士勇を投入すると前半戦とは打って変わって投手戦となり、延長12回4対4で引き分く。一日三試合の第一試合と第二試合は延長11回で打ち切るが、一日二試合の第一試合は延長12回までのようです。


 ライオンは5安打で4得点、玉腰年男は6打席3打数無安打であったが第1打席から3打席連続四球を選んで二度ホームに還ったのが大きく殊勲甲であった。

 一方、金鯱は12安打を奪い12四球を得たが20残塁で4得点に終わった。 





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