2012年1月18日水曜日

14年 阪急vs金鯱 8回戦


8月21日 (月) 後楽園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 阪急 42勝20敗    0.677 石田光彦 高橋敏
1 0 1 0 0 0 0 0 X 2 金鯱 23勝36敗2分 0.390 中山正嘉


勝利投手 中山正嘉 17勝11敗
敗戦投手 石田光彦   7勝5敗


二塁打 (金)小林利

中山正嘉、今季五度目の完封


 金鯱は初回、先頭の五味芳夫四球を選んで出塁、濃人渉の投前送りバントをピッチャー石田光彦が一塁に大暴投する間に五味が長駆ホームに還り1点を先制する。続く野村高義の右飛で二塁に進んでいた濃人がタッチアップから三塁を狙うがこれはライト浅野勝三郎の強肩が優ってタッチアウト、小林利蔵が左中間に二塁打を放つが小林茂太は三邪飛に倒れてスリーアウトチェンジ。

 金鯱は2回、二死後長島進が中前打で出塁するが佐々木常助は投ゴロに倒れて得点無し。

 金鯱は3回、先頭の五味が四球で出塁するが盗塁失敗、濃人も四球を選びパスボールで二進、野村の遊ゴロをショート上田が一塁に悪送球、小林利蔵が四球を選んで一死満塁、阪急ベンチはここで先発の石田をあきらめ二番手に高橋敏をマウンドに送る。小林茂太の当りは一塁線にボテボテのゴロ、高橋が拾って一塁に送る間に三走濃人が還って2-0とする。続く中山正嘉は遊ゴロに倒れてスリーアウトチェンジ。

 高橋敏はこの後8回まで一人の走者を出さずパーフェクトリリーフを見せる。6回は小林利蔵二飛、小林茂太左飛、中山遊飛。7回は瀬井清捕邪飛、長島右飛、佐々木中飛。8回は五味右飛、濃人中飛、野村が中飛と、9人連続凡フライに打ち取っている。


 中山正嘉も素晴らしいピッチングで4安打1四球2三振、今季5度目の完封で17勝目をあげる。阪急のチャンスは8回の一度のみ、先頭の上田藤夫が三塁への内野安打で出塁し、二死後林信一郎が四球を選んで一二塁から高橋が一二塁間を破り二走上田は三塁ベースを蹴って敢然とホームに向かうがライト小林茂太からのバックホームにタッチアウト。中山は連続無失点記録、連続自責点ゼロの記録が途切れたばかりであるが、再スタートとなった。



「雑記」欄には「高橋3回1死で救援して走者を出さず 6~8 9人を飛球にとる」と書かれています。









          *中山正嘉は今季五度目の完封で17勝目をあげる。



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