2011年1月3日月曜日

13年春 阪急vsタイガース 4回戦

5月29日 (日) 甲子園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 1 0 0 0 0 0 1 0 2 阪急      8勝5敗 0.615 石田光彦 小田野柏 浅野勝三郎
3 0 0 3 0 0 0 2 X 8 タイガース 11勝2敗 0.846 御園生崇男



勝利投手 御園生崇男 5勝0敗
敗戦投手 石田光彦     3勝3敗


二塁打 (阪)黒田、山下実 (タ)松木、伊賀上、景浦2


御園生崇男、十六連勝


 タイガースは阪急戦御用達の御園生崇男が先発。第一試合で西村幸生が予定外の登板となったので本日は完投がノルマとなる。

 タイガースは初回、先頭の山口政信の右直をライト西村正夫がエラー、一死後松木謙治郎が左翼線に二塁打を放ち山口が還って1点を先制する。続く景浦が中前にタイムリーを放ち2-0、二死後伊賀上良平が左中間に二塁打を放って景浦が還り3-0とする。

 阪急は2回、先頭の山下実の左飛をレフト景浦がエラー、一死後ジミー堀尾文人、宇野錦次連続四球で満塁、大原敏夫の投ゴロを御園生崇男がホームに投げるがキャッチャーカイザー田中義雄がエラーして1-3。

 タイガースは4回、この回先頭の田中がタイムリーエラーを帳消しにする左前打で出塁、一死後山口四球、藤村富美男の右翼線タイムリーで4-1としてなお一死一三塁、松木の左犠飛で5-1、景浦のタイムリー二塁打が中越えに飛んで6-1とリードを広げる。

 阪急キラー御園生はいつも通りの安定したピッチング、8回に山下好一のタイムリーで1点を失うがタイガースはその裏田中、岡田宗芳、山口の三連打と松木のタイムリーで2点を追加してタイガースが8対2で阪急を降す。タイガースは第一試合で名古屋に敗れた上に西村まで注ぎ込んでしまったとあって流石に危機感を強めたようで阪急の繰り出す三投手を打ち崩す。

 御園生崇男は7安打3四球1三振、2失点ながら自責点ゼロの完投で5連勝。昨年から通算すると16連勝となった。阪急は石田光彦、小田野柏、浅野勝三郎の三本柱を注ぎ込むが猛虎打線を抑えられず天敵御園生に抑え込まれた。

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