今節はイーグルスが3勝1敗、タイガースが2勝1敗、セネタース、ライオン、金鯱、ジャイアンツが2勝2敗、阪急が1勝2敗、名古屋が1勝3敗であった。
15試合が行われたが好ゲームの連続であり、職業野球が始まって以来最も充実した内容の一週間であったと言える。各選手、各チームのレベルがアップしてきた証左であろう。
週間MVP
投手部門
イーグルス 亀田忠 1
今節4試合全てに登板して3勝1敗。6月1日と5日が完投勝利、4日のダブルヘッダーにはリリーフで連投して1勝1敗であった。タイガース相手の完投勝利も含まれており、内容も充実している。
打撃部門
セネタース 苅田久徳 1
今節16打数10安打4得点2打点、二塁打3本、本塁打2本と爆発した。4打数3安打、4打数3安打、3打数2安打、5打数2安打と二試合連続猛打賞及び本塁打、四試合連続マルチヒットを記録する。
苅田は今シーズン最高殊勲選手に選出されることとなるが、今節の活躍がポイントとなったのである。
殊勲賞
金鯱 松元三彦 1
セネタース1回戦で小林茂太の同点打の後サヨナラヒットを放つ。
タイガース 藤村富美男 1
今節12打数6安打。名古屋2回戦では逆転サヨナラ三塁打を放つ。なお、この試合のテーブルスコアでタイガース9回裏のスコアが「3X」となっておりましたが「2X」の間違いでしたのでお詫びして訂正させていただきます。
セネタース 遠藤忠二郎 1
ジャイアンツ3回戦に完投勝利。
敢闘賞
名古屋 三浦敏一 1
金鯱1回戦で5打数3安打4打点、二塁打2本、本塁打1本。今節15打数6安打5打点の活躍。
三浦のプロでの5年のキャリアの中でも印象に残る一週間であっただろう。
ライオン 菊矢吉男 1
今節3試合に完投して2勝1敗。ライオン3回戦では亀田に投げ負けたが、4回戦で雪辱を果たす。
技能賞
名古屋 石田政良 1
今節14打数6安打、名古屋の切り込み隊長として今季ここまで59打数23安打、打率3割9分は桝嘉一の4割4厘に続くベストテンの第二位に頑張っている。
ジャイアンツ 永澤富士雄 1
今節15打数5安打6打点。金鯱4回戦では満塁走者一掃の三塁打を放つ。
イーグルス 漆原進 1
ライオン3回戦で2回に二盗、三盗、本盗のサイクルスチールを決める。
金鯱 中山正嘉 1
阪急3回戦で勝利投手とセーブを記録。
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