9月14日 (月) 後楽園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 大和 18勝47敗8分 0.277 石原繁三 広島清美 畑福俊英
0 0 0 0 0 3 0 1 X 4 朝日 31勝39敗3分 0.443 福士勇 林安夫
勝利投手 福士勇 9勝9敗
敗戦投手 石原繁三 12勝20敗
セーブ 林安夫 2
勝利打点 鬼頭政一 5
福士-林の完封リレー
前半戦は大和先発の石原繁三と朝日先発の福士勇との投げ合いで両軍無得点。黒鷲は5回まで4安打、朝日は5回まで2安打で大和が押し気味に試合を進めた。
大和は初回、二死後金子裕が三塁内野安打で出塁するが四番・玉腰忠義は右飛に倒れる。2回、先頭の木下政文が中前打を放つが富松信彦、宗宮房之助が連続三振、杉江文二も二飛に倒れる。
大和は3回、一死後山田潔が四球を選んで出塁、木村孝平が遊撃内野安打、ショート五味芳夫の二塁悪送球が加わり一走山田が三塁に進んで一死一三塁、木村が二盗を決め、金子が四球を選んで一死満塁のチャンス到来、しかし玉腰は浅い中飛、木下も左飛に倒れてスリーアウトチェンジ。
大和は4回、先頭の富松の二ゴロをセカンド鬼頭政一がエラー、続く記録は「FF5-3」のダブルプレー、宗宮の送りバントが三塁線の小フライとなってサード岩田次男が捕球、一走冨松が戻れずゲッツーとなったようで、バントエンドランであった可能性もある。杉江は二ゴロに倒れて無得点。
大和は5回、一死後山田が2打席連続四球、木村の三ゴロでランナーが入れ替わり、金子の二ゴロをセカンド鬼頭が又もエラー、二死一二塁から玉腰が中前打を放ち二走木村が三塁ベースを蹴ってホームに向かうが、センター坪内道則からのバックホームにタッチアウト。
ピンチを凌いできた朝日は6回、前の回に好返球を見せた坪内が二塁に内野安打、五味は一邪飛、これは送りバント失敗か、坪内が二盗を決めて一死二塁、ここで2失策の鬼頭がレフト線に名誉挽回の先制タイムリーを放って1-0、浅原直人の三ゴロをサード宗宮が二塁に送球するがセカンド木村が落球して一死一二塁、岩田の遊ゴロをショート山田がエラーして一死満塁、早川平一に代わる代打内藤幸三が押出し四球を選んで2-0、大和ベンチはここで先発の石原から広島清美にスイッチ、伊勢川真澄の中犠飛で3-0、福士が四球を選んで二死満塁、続く広田修三の初球がボールとなったところで広島が降板して畑福俊英が三番手のマウンドに上がり、広田は三ゴロに倒れてスリーアウトチェンジ。
大和は7回、一死後畑福が中前打を放って出塁、トップに返り山田が3打席連続四球を選んで一死一二塁、朝日竹内愛一監督はここで粘りのピッチングを見せてきた福士から林安夫にスイッチ、木村が左前打を放って一死満塁、金子の当りはファーストライナー、捕球した広田が一塁ベースを踏んでダブルプレー、一瞬にしてチャンスは潰える。
朝日は8回、二死後室脇正信の当りは三ゴロ、しかしサード宗宮が一塁に悪送球して打者走者の室脇は二塁に進み、伊勢川の中前タイムリーで4-0とダメ押す。
林安夫は8回、9回を三者凡退に抑えて福士と完封リレー。福士勇は6回3分の1を5安打4四球3三振の粘りのピッチングで無失点に抑えて9勝目、林安夫は2回3分の2を1安打無四球1三振無失点で2セーブ目をマークした。
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