１７年 大洋vs阪急 11回戦

9月12日 （土） 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 大洋 42勝24敗5分 0.636 三富恒雄
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 阪急 35勝34敗2分 0.507 森弘太郎

勝利投手 三富恒雄 11勝8敗
敗戦投手 森弘太郎 17勝13敗

二塁打　（急）森田

勝利打点　佐藤武夫　3


三富恒雄、無四球完封

　大洋は2回、先頭の浅岡三郎は遊ゴロ、ショート上田藤夫が一塁に悪送球して無死一塁、三富恒雄が二遊間に内野安打して無死一二塁、山川喜作が送りバントを決めて一死二三塁、このチャンスに佐藤武夫が左前に先制タイムリーを放って1-0、二走三富も三塁ベースを蹴ってホームに向かうが、レフト中島喬からのバックホームにタッチアウト、この間に打者走者の佐藤は鈍足を飛ばして二塁に走り二死二塁、織辺由三が左前打を放ち二走佐藤が三塁ベースを回りかけるがストップ、レフト中島喬からのバックホームをカットしたピッチャー森弘太郎がサード黒田健吾に送球して佐藤は「7-1-5」でタッチアウト、中島喬は一イニング2補殺を記録した。

　この1点を三富恒雄が守り切った。許したヒットは4本だけ。初回の上田には二塁内野安打、3回のフランク山田伝はピッチャー強襲ヒット、4回は小田野柏が三塁内野安打、7回は森田定雄がレフト線二塁打、4安打のうち内野安打が3本を占めた。


　三富恒雄は4安打無四球2三振で今季4度目の完封、11勝目をあげる。



＊三富恒雄は無四球完封。