例によって7月の月間MVP予想といきます。
ナ・リーグ打撃部門はコロラドのカルロス・ゴンザレスと予想します。今月は88打数34安打で打率3割8分6厘、20得点24打点11本塁打、出塁率4割3分8厘、長打率7割1分8厘、OPS1.278という成績でした。ライバルはシンシナチのジョーイ・ボットだけです。ボットは今月84打数34安打で打率4割5厘、18得点13打点5本塁打、出塁率5割4分9厘、長打率6割6分7厘、OPS1.215でした。OPSは同じようなものですが、これはボットが26四球を選んで出塁率が高いことが原因です。四球を選んでいるだけでは月間MVPにはなれませんので、当ブログはカルロス・ゴンザレスと予想します。
二人の争いを見て2010年のタイトル争いを思い出した方はかなりのメジャー通と言えますね。この年の終盤はまだセントルイスに在籍していたアルバート・プホルスを加えて三人で激しく三冠を争いました。結局、カルロス・ゴンザレスは打率3割3分6厘で一位、打点117で二位、本塁打34本で四位、アルバート・プホルスは打率3割1分2厘で六位、打点118で一位、本塁打42本で一位、ジョーイ・ボットは打率3割2分4厘で二位、打点113で三位、本塁打37本で三位、年間MVPはボットでしたね。
当ブログの古くからの読者であれば、若きカルロス・ゴンザレスが首位打者をキープするために終盤戦を欠場したことについて激しく批判したことを覚えていらっしゃるのではないでしょうか。当ブログの批判は的を得ていたようで、カルロス・ゴンザレスは20代にして若年寄化しています(日本にも在阪球団に一人います。30代ですが(笑))。ゴンザレスとしては久々の活躍を見せてくれました。
ア・リーグ打撃部門はマイク・トラウトと予想します。今月79打数29安打で打率3割6分7厘、20得点24打点12本塁打、出塁率4割6分2厘、長打率8割6分1厘、OPS1.323という成績でした。出場試合がやや少ないことを除いて、ライバルはいません。
ナ・リーグ投手部門ははザック・グリンキーと予想します。今月4勝0敗、38回を投げて34奪三振、防御率0.95、被打率1割3分4厘、WHIP0.58と驚異的な安定感です。同僚のクレイトン・カーショウが本日37イニングス連続無失点に伸ばしてきましたが、現在のカーショウは投球間隔を空けないと投げられないので7月は33イニングスしか投げていません。
ア・リーグ投手部門は難解となりました。混戦をくぐり抜けてホワイトソックスのジェフ・サマージャと予想します。勝利数の多い投手には奪三振が少なく、投球回数と奪三振の多い投手は防御率が悪い。折衷案として今月3勝1敗、39回3分の2を投げて23奪三振、防御率2.27、被打率1割8分、WHIP0.81のサマージャにしておきますが自信はありません。「Samardzija」はどう表記するか悩みますが、現地放送でも「サマージャ」と聞こえますので「サマージャ」としておきます。
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