初出場の津商業が智弁和歌山を降す大金星、胸を反らせて歌う校歌が満員の甲子園に響き渡りました。
初回に智弁が2点を先制した時は「大差で智弁か~」と見ていたのですが、ライトが見せたファインプレーが試合の流れを変えました。ボテボテの内野安打で追い付いたシーンも、一塁にヘッドスライディングしたくなるところを駆け抜けてセーフにした走塁が光りました。
勝ち越しの中前打で二塁走者が三塁ベースを回った時は「アウトだ~」と叫びましたが何とセンターのバックホームは高く逸れて決勝点となりました。センターがグラブの土手で捕ったので握り損ねたようです。続く右前打はライトからの見事なバックホームでタッチアウト、あれこそが智弁のバックホームですが時すでに遅し、後半は津商の勢いが智弁を上回りました。
昨日の比叡山も大阪偕星に初回に2点を取られてワンサイドかと見ていましたが追い付いて延長へ、接戦になればなるほど底力の差が出るもので結局は偕星が勝ちましたが、やはり甲子園の魔物は何をしでかすか分からない。
津商業は公立校ながら全国レベルの部活で有名で、女子バレーは15年連続で春高に出場している名門です。「ビーチの妖精」と謳われた浅尾美和がOGですね。
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