2015年8月14日金曜日

プッシュバント



 健大高崎の「機動破壊」を盗塁数だけと勘違いしている人々は本日の試合をどう見たのでしょうか。


 勝因は逆転のきっかけとなった二塁前へのプッシュバントにありました。健大高崎の「機動破壊」の本質は、次の塁を狙う姿勢にあるのであり、決して盗塁数ではありません。それがセンター中心のバッティングにもつながる訳です。


 昨年は点差がついてから走る健大高崎に批判が集中しました。これこそが「機動破壊」の本質を理解できない似非評論家もどきが如何に数多く生息しているかを物語っています。そもそも現在の高校野球にセーフティリードなどありません。「大リーグでは点差がついてからの盗塁は記録されないんだぁ~」と駄々をこねる似非評論家もどきが大量発生した訳ですが、試合も見ないで数字遊びしているだけの輩の発言など、当ブログは無視します。


 三塁線へのセーフティバントは、三塁手が素手で捕って送球することが普通になった現在の高校野球では通用しません。最も効果的な二塁前へのプッシュバントが明暗を分けた試合でした。



 

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