10月4日 (土) 後楽園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 1 1 0 0 2 黒鷲 22勝43敗 0.338 畑福俊英
0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 大洋 38勝26敗1分 0.594 長尾貞利 野口二郎 三富恒雄
勝利投手 畑福俊英 7勝10敗
敗戦投手 三富恒雄 4勝7敗
三塁打 (黒)富松
本塁打 (大)山川 1号
勝利打点 富松信彦 3
畑福俊英、6イニング連続三者凡退
大洋は初回、二死後森田実が中前打、四番・石井豊が右前打、山川喜作がストレートの四球を選んで二死満塁、しかし西岡義晴は中飛に倒れる。更に2回、先頭の佐藤武夫が四球で出塁、織辺由三は一飛に倒れるがトップに返り中村信一が四球を選んで二死一二塁、しかし濃人渉は一邪飛に倒れる。
大洋は3回、二死後山川喜作がレフトスタンドに先制ホームランを叩き込んで1-0とする。
黒鷲は5回まで5安打を放ちながら要所を大洋先発の長尾貞利に抑えられて無得点。
黒鷲は6回、一死後中河美芳が一塁への内野安打で出塁すると二盗に成功、玉腰忠義が左前打を放って一死一三塁、大洋はここで先発の長尾から野口二郎にスイッチ、木下政文の三ゴロで三走中河はセオリー通り三本間に挟まれ「5-2-6-1」と時間を稼いでタッチアウト、この間に走者は三塁と二塁に進んで二死二三塁、清家忠太郎が中前に同点タイムリーを放って1-1と追い付く。
大洋は7回から野口をライトに回して三富恒雄を三番手のマウンドに上げる。
黒鷲は7回、二死後宗宮房之助が中前打で出塁、富松信彦が左中間に決勝の三塁打をは放って2-1と逆転する。
畑福俊英は3回に山川喜作に一発を食らって目が覚めたようだ。4回以降は6イニング連続で三者凡退に抑え、3安打3四球4三振の完投で7勝目をあげる。実際のところは二日酔いで、3回まで投げて汗をかいたところで本調子を取り戻したということだったかもしれません(笑)。畑福俊英は西村幸生以上の酒豪だったとの噂があります。東北出身であの巨体ですからさもありなんという感じですね。
畑福俊英は戦後、専大松戸の監督となって後進を指導することとなる。2014年のパ・リーグ新人王候補筆頭に名乗りをあげた北海道日本ハムファイターズの上沢直之は専大松戸出身の3年目、2011年ドラフト六位で今季から一軍に登場しました。上沢には、大先輩の畑福が作った“6イニング連続三者凡退”の記録に是非挑戦してもらいたい。因みに上沢は松戸一中の出身、小保方晴子は松戸六中の出身です(笑)。
*畑福俊英は大洋打線を3安打に抑える。
*畑福俊英に3安打に抑え込まれた大洋打線。4回以降6イニング連続三者凡退であるところにご注目ください。
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