月間MVPの季節が近づいてきました。数字は全て5月26日(現地時間)現在です。
ア・リーグ打撃部門はトロントのエドウィン・エンカーナシオンが断トツの13本塁打で一歩リード。エンカーナシオンの26打点を上回る27打点のミゲール・カブレラ(「以下「ミギー」)が復調してきたように見えます。打率はエンカーナシオンの2割7分6厘に対して3割6分7厘、但し本塁打は5本と少ない。まだ復調途上、というより勤続疲労から抜け切れていないと見ます。打撃好調のヴィクター・マルチネスは8本塁打16打点3割7分9厘と数字のバランスがいい。東地区トップを行くブルージェイズを牽引するエドウィン・エンカーナシオンと、中地区トップを行くデトロイト・タイガースのミギー、ヴィクター・マルチネスの争いですがエンカーナシオン優位は動かないでしょう。西地区4位ながら勝率5割と珍しく調子のいいシアトル・マリナーズのロビンソン・カノも18打点3割6分7厘と調子がいいが1本塁打では圏外です。
ナ・リーグ打撃部門は7本塁打23打点4割1分1厘のヤシエル・プイグと2か月連続を狙う7本塁打14打点3割9分5厘のトロイ・トゥロウィツキーとの一騎打ちです。DL入りで脱落したホセ・アブレイユに代わってヤシエル・プイグがキューバ旋風を引き継ぎます。マイアミのジャンカルロ・スタントンが7本塁打18打点3割7分5厘、サンディエゴのセス・スミスが4本塁打13打点3割6分8厘で続きます。今月ここまで36安打を放って安打数でプイグに次ぐ二位に付けるニューヨーク・メッツのデビット・ライトは打率は3割5分ですが2本塁打12打点では圏外ですね。
投手部門は両リーグとも混戦です。まだ今月最終登板を控えている有力候補もいますので現時点での軽率な発言は控えます。投手部門は1か月では母数が少なすぎて1試合で様相が激変するので最終結果が出てから予想を公表します。
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