10月5日 (日) 後楽園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 大洋 38勝27敗1分 0.585 野口二郎
0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 阪急 40勝25敗1分 0.615 森弘太郎
勝利投手 森弘太郎 22勝6敗
敗戦投手 野口二郎 20勝9敗
二塁打 (急)日比野、新富
三塁打 (急)山田
勝利打点 フランク山田伝 5
森弘太郎、今季8度目の完封
大洋はここまで20勝の野口二郎、阪急はここまで21勝の森弘太郎と両エースが先発するが野口は肩に不安、森は肘に故障を抱えている。
大洋は一番に苅田久徳が入る。苅田の一番セカンドは9月20日の南海戦以来のこと。
その苅田が第一打席でいきなり中前打、中村信一の二ゴロでランナーが入れ替わり、森田実の遊ゴロで再度ランナーが入れ替わり、石井豊の右前打で二死一二塁とするが野口二郎は遊ゴロに倒れてスリーアウトチェンジ。
阪急は2回、二死後日比野武が右翼線に二塁打、森田定雄が四球を選んで二死一二塁、しかし江口行男は遊ゴロに倒れる。3回は先頭の森が中前打、トップに返り黒田健吾の送りバントは森が二封されて失敗、フランク山田伝の中前打で一死一二塁とするが上田藤夫の三ゴロが「5-4-3」と渡ってダブルプレー。4回も先頭の新富卯三郎が左中間に二塁打を放つが中島喬、日比野が連続三振、森田定雄が四球を選ぶが江口は右飛に倒れてこの回も無得点。
阪急は5回、一死後黒田が四球を選んで出塁、山田がカウントワンワンからの3球目をセンター左奥に三塁打、1点を先制する。これが決勝点となった。
森弘太郎は安定した投球で4安打1四球3三振、今季8度目の完封でエース対決を制し22勝目をあげる。
*森弘太郎は4安打完封で野口二郎に投げ勝つ。
*森田定雄と江口行男が並ぶ阪急打線。この二人は当ブログが歴史の闇から引きずり出してきた選手ですが、スタメンに並んだのはこの試合が初めてのこととなります。8月11日の名古屋戦でも同時にスタメン出場していますがこの時は森田が六番、江口が八番でした。
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