2014年5月1日木曜日

16年 巨人vs名古屋 10回戦


9月23日 (火) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
1 0 0 0 0 0 0 2 0  3 巨人    44勝16敗2分 0.733 広瀬習一
0 0 0 0 0 0 0 0 0  0 名古屋 27勝33敗 0.450 西沢道夫

勝利投手 広瀬習一 2勝0敗
敗戦投手 西沢道夫 4勝9敗

二塁打 (名)岩本

勝利打点 川上哲治 13

ファインプレー賞 (巨)平山菊二 3 (名)芳賀直一 12、古川清蔵 1


広瀬習一、2安打完封

 巨人は初回、先頭の白石敏男が四球で出塁、水原茂が左前打、千葉茂が四球を選んで無死満塁、川上哲治の左犠飛で1点を先制する。

 巨人は2回、一死後呉波が四球で出塁、広瀬習一の遊ゴロをショート木村進一が二塁に悪送球して一死一二塁、しかし白石の遊ゴロは「6-4-3」と渡ってダブルプレー。3回も一死後千葉が四球を選ぶが川上の二ゴロが「4-6-3」と渡って2イニング連続の併殺。

 名古屋は3回、先頭の岩本章が左翼線に二塁打、西沢道夫の三ゴロをサード水原茂が失して無死一二塁、トップに返り木村が送り、古川清蔵が四球を選んで一死満塁、しかし大沢清の二ゴロが「4-6-3」と渡ってダブルプレー。4回は一死後吉田猪佐喜が死球で出塁するが続く芳賀直一の中飛に飛び出してダブルプレー。5回も一死後岩本が遊撃内野安打で出塁するが西沢道夫の三ゴロが5-4-3」と渡って3イニング連続の併殺。

 序盤戦は両チームの併殺合戦が続いた。

 巨人は6回、一死後川上が中前打、吉原正喜は四球、平山菊二の左前打で一死満塁、しかし林清一に代わる代打中島治康は捕邪飛、呉は三ゴロに倒れて無得点。

 巨人は7回、先頭の広瀬が二失に生きるがピッチャー西沢の牽制に釣られてタッチアウト、「1-3-4」で盗塁刺が記録されているのでディレードスチール失敗かもしれない。白石が右前打で出塁するが二死後二盗に失敗。

 巨人は8回、一死後川上のスウィングがキャッチャー服部受弘のミットに当たり打撃妨害で出塁、吉原がレフト線にヒット、平山が四球を選んで一死満塁、筒井修が中前に試合を決める2点タイムリーを放って3-0とする。


 広瀬習一は岩本章に2安打を許したのみ、4四球1死球2三振で8月に入団して早くも2度目の完封、2勝目をあげる。このところ好守が目立っている平山菊二がこの日も7回に好守を見せてルーキーピッチャーを盛り立てた。


 名古屋では芳賀直一が4回に吉原正喜の難ゴロをファインプレー、今季12個目のファインプレー賞を獲得して三塁手部門で水原茂に並んだ。











*広瀬習一は中日打線を岩本章のヒット2本に抑えて2度目の完封。


















*広瀬の前に手も足も出なかった名古屋打線。
















 

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