2013年9月14日土曜日

16年 巨人vs南海 2回戦


4月14日 (月) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
2 2 0 0 0 0 3 0 2 9 巨人 6勝0敗 1.000 須田博
1 0 0 0 0 1 0 0 0 2 南海 1勝5敗 0.167 吉富欣也 石田光彦 川崎徳次

勝利投手 須田博     4勝0敗
敗戦投手 吉富欣也 0勝1敗

二塁打 (巨)千葉、楠 (南)岡村

勝利打点 川上哲治 1


川上哲治、4安打3打点

 巨人は初回、先頭の白石敏男が左前打、水原茂の左翼線ヒットで無死一三塁、中島治康が四球を選んで無死満塁、川上哲治が右翼線に先制の2点タイムリーを放って2-0とする。南海ベンチはここで早くも先発の吉富欣也をあきらめて二番手として石田光彦をマウンドに送り込む。千葉茂の遊直に二走中島が飛び出してダブルプレー、吉原正喜は三振に倒れてスリーアウトチェンジ。

 南海は1回裏、一死後安井鍵太郎が四球で出塁、岩本義行の中前打で一死一三塁、鬼頭数雄の二ゴロをセカンド千葉が失する間に三走安井が還って1-2とする。鬼頭には打点が記録されている。

 巨人は2回、先頭の平山菊二が四球で出塁、林清一の捕前バントはキャッチャー木村勉が一走平山を二塁で刺して一死一塁、須田博も四球を選んで一死一二塁、トップに返り白石の三ゴロをサード安井が失して一死満塁、水原は三振に倒れるが、中島が押出し四球を選んで3-1、川上の右前タイムリーで4-1とする。

 南海は6回、二死後村上が四球、木村が中前打を放って二死一二塁、岡村がセンター右奥に二塁打を放って2-4とする。

 巨人は7回、先頭の白石が左前打、水原が四球を選んで無死一二塁、中島は中飛に倒れるが、川上が中前打を放って一死満塁、千葉が押出し四球を選んで5-2、南海ベンチはここで石田から三番手川崎徳次にスイッチ、吉原は一邪飛に倒れるが、平山が押出し四球、林も押出し四球を選んで7-2と突き放す。

 巨人は9回、先頭の川上がこの日4安打目となる中前打、千葉の右翼線タイムリー二塁打で8-2、吉原に代わる代打楠安夫が左翼線に二塁打放って9-2とする。


 須田博は4安打3四球無三振の完投で開幕以来無傷の4連勝を飾る。









                  *須田博は4安打完投で4勝目をあげる。











     *白石敏男が3安打、川上哲治が4安打を記録した巨人打線。










 

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