2013年9月17日火曜日

世にも不思議な記録



 世の中には不思議な記録があるものです。ウバルド・ヒメネスのシーズン毎の暴投数を並べてみると、コロラド・ロッキーズ時代の2008年が16個、2009年が8個、前半ブレイクした2010年が16個(リーグ一位)、2011年がコロラドで6個、移籍先のクリーブランド・インディアンスで2個で合計8個、2012年が16個(2度目のリーグ一位)となっています。


 こうなれば今年は8個であろうというのは誰にでも予想できることですが、期待通り9月16日現在8個です(笑)。このままシーズンを終ってもらう事を切に願っております。そうなれば来年は16個と予想します。


 ヒメネスの話題は2010年以来のこととなります。2010年は4月、5月で10勝して2カ月連続の月間MVPを獲得し、世界中で「サイ・ヤング賞だぁ~」、「30勝間違いなし!」の声が渦巻く中で、当ブログのみ敢然と「あのシンカーは慣れれば打たれる」とコメントさせていただき、オールスターまで15勝1敗であったにもかかわらず後半戦は4勝7敗で当ブログの予言が大的中し、開設間もない当ブログの閲覧数が急増するきっかけともなりました(懐かしい)。


 以来、ヒメネスの画像をチェックすることもなかったのですが、今季は好調なので久しぶりに覗いてみました。2010年当時よりフォームが柔らかくなっている印象です。一旦落ちてから投げ込むフォームはどこかで見たなぁ~と思っていましたが広島の池谷公二郎に似ています。暴投の原因となっている落ちるボールはシンカーなのか、ツーシームなのか、アナウンサーによってはブレイキング・ボールと言っている人もいます。相変わらずの鋭い変化ですね。



 突然のヒメネスネタに困惑されるかもしれませんが、日本でも報道される可能性があります。ダルビッシュ有が所属することで日本では最も注目を集めているテキサス・レンジャーズはワイルドカード2つ目の椅子をクリーブランド・インディアンスと0.5ゲーム差で争っていますので、マスターソンと共にインディアンスの二本柱と言ってもよいヒメネスのピッチングに注目が集まる可能性がある訳です。







*フォームが似ているウバルド・ヒメネスと池谷公二郎の直筆サインカード。ヒメネスと池谷のサインカードを並べることができるのは当ブログだけかもしれませんね(笑)。













 

0 件のコメント:

コメントを投稿