各地区で続々と優勝チームが誕生していますが、アメリカン・リーグ西地区を連覇したアスレチックスの優勝はレンジャースの敗戦によって決まりました。昨日のレンジャースvsロイヤルズ戦は延長10回裏、ロイヤルズの「八番ライト」ジャスティン・マクスウェルのサヨナラ満塁ホームラン(あちら流に言うとウォーク・オフ グランドスラム)で決まりました。
マクスウェルは昨年アストロズで18本塁打を記録して注目を集めました。地区優勝を狙える位置にいたカンザスシティ・ロイヤルズは7月31日の期限ぎりぎりでマクスウェルを獲得、期待のスラッガーのはずでしたがこの日は「ライパチ君」での出場でした。マクスウェルは2007年9月11日のメジャー初ヒットが「代打満塁ホームラン」。2009年にもメッツのフランシスコ・ロドリゲスから「ウォーク・オフ グランドスラム」を放っています。劇的な事が好きなようです(笑)。195センチ、106キロ。こういうタイプが大化けしますのでお忘れなく。
2010年4月4日付けブログ「12年春 セネタースvs名古屋 2回戦」のタイトルも「ライパチ君の意地」でした。セネタースの八番ライト家村相太郎が試合を決める満塁走者一掃の二塁打を放った試合です。当ブログの古くからの読者の方でも覚えてはいらっしゃらないかもしれませんが(笑)。筆者が昭和53年4月、2年の春の東京六大学準硬式野球リーグ戦で、先輩の怪我により対明大1回戦でスタメンに起用された時も「八番ライト」でした。当時六大学準硬式ではNo1のサイドハンドであった明大のエースから第一打席は送りバント、第二打席で右前打を放ってレギュラー獲りの足掛かりにした試合でした。当ブログが「ライパチ君」に注目する理由は、こういった経緯によるものです。最初は誰でも「八番ライト」から始まるものですよね。
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