8月16日 (金) 新京 児玉公園球場
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
2 4 0 1 2 2 0 0 1 12 金鯱 17勝43敗7分 0.283 中山正嘉
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 セネタース 37勝22敗8分 0.627 金子裕 浅岡三郎 村松長太郎 苅田久徳
勝利投手 中山正嘉 10勝21敗
敗戦投手 金子裕 1勝5敗
二塁打 (金)漆原、濃人、五味、古谷3、松元 (セ)小林、苅田
勝利打点 黒澤俊夫 1
金鯱打線爆発
金鯱は初回、先頭の五味芳夫が四球で出塁、森田実は中飛に倒れるが濃人渉が三遊間を破り一死一三塁、濃人が二盗を決めて一死二三塁、黒澤俊夫が中前に先制の2点タイムリーを放って2-0とする。
金鯱は2回、先頭の漆原進が左中間に二塁打、松元三彦の中前打で無死一三塁、中山正嘉の三ゴロで松元が二封されて一死一三塁、トップに返り五味の中犠飛で3-0、森田が四球を選んで二死一二塁、濃人の右中間二塁打で二者還って5-0、黒澤の右前タイムリーで6-0とする。
金鯱は4回、一死後五味が左中間に二塁打、森田の一ゴロで五味は三進、濃人が右前にタイムリーを放って7-0とする。
金鯱は5回、先頭の佐々木常助が左前打で出塁、古谷倉之助が右中間に二塁打を放って無死二三塁、漆原が中前に2点タイムリーを放って9-0とする。
金鯱は6回、先頭の森田が右前打、濃人は左飛に倒れるが黒澤が四球、佐々木は三振に倒れて二死一二塁、古谷が右中間に二塁打を放って二者を迎え入れ11-0とする。
金鯱は9回、一死後古谷が左中間に3打席連続二塁打、漆原は一邪飛に倒れるが、松元が右翼線に二塁打を放って12-0とする。
中山正嘉は6安打2四球7三振で今季2度目の完封、2年連続二桁勝利となる10勝目をあげる。中山は12年春は5勝で12年秋は7勝、13年春は8勝で13年秋は6勝をあげているので、実質的には4年連続二桁勝利となる。
金鯱打線が17安打と爆発した。二塁打が7本であり、古谷倉之助は3打席連続二塁打を放った。濃人、古谷、松元が猛打賞で、濃人と黒澤俊夫が3打点を記録した。
野口二郎が投げられないセネタースは壊滅状態に陥っている。これで3連敗となるが内容が悪すぎる。13日のジャイアンツ戦は4対13、14日の阪急戦は2対5、本日が0対12。本日は金子裕、浅岡三郎、村松長太郎、苅田久徳の継投で壊滅した。勝てる気がしない。
*中山正嘉は6安打完封で10勝目をあげる。
*古谷倉之助が3打席連続二塁打を金鯱打線。17安打を記録した。
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