8月12日 (月) 奉天 満鉄球場
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 2 0 0 2 阪急 36勝24敗4分 0.600 石田光彦
0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 名古屋 37勝25敗5分 0.597 松尾幸造 大沢清 村松幸雄
勝利投手 石田光彦 8勝8敗
敗戦投手 松尾幸造 8勝10敗
勝利打点 井野川利春 5
石田光彦、3安打完投で8勝目
5連勝で三位に浮上した名古屋は松尾幸造が先発、1ゲーム差で追う五位阪急は石田光彦が先発する。
阪急打線は6回までに松尾から6安打を放つが無得点。一方、名古屋打線は石田の前に2安打に抑えられて6回まで0対0の投手戦が続く。
阪急は7回、先頭の下村豊が中前打で出塁、石田の二ゴロをセカンド中村三郎が二塁に悪送球して無死一二塁、名古屋ベンチはここで先発の松尾をあきらめてファーストの大沢清をマウンドに送る。しかしこれが裏目に出て中島喬が四球を選んで無死満塁、田中幸男に代わる代打井野川利春が押出し四球を選んで1-0、フランク山田伝が左前にタイムリーを放って2-0とする。名古屋はここで村松幸雄を三番手としてマウンドに送り、黒田健吾は遊飛、山下好一は投ゴロに倒れる。
名古屋は8回、先頭の吉田猪佐喜がピッチャー強襲ヒット、桝嘉一の遊ゴロをショート下村がエラーして無死一二塁、中村の二ゴロで桝が二封されて一死一三塁、中村の代走木村進一が二盗を決めて一死二三塁。三浦敏一の左犠飛で1-2とする。
石田光彦は名古屋最終回の攻撃を三者凡退に退けて3安打4四球1死球6三振の完投で8勝目をあげる。
阪急は三位に浮上、名古屋はタイガースと並び同率四位に落ちた。
*石田光彦は名古屋打線を3安打に抑えて8勝目をあげる。
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