満州リーグは南満州鉄道を利用しての北へ南への移動で知られています。満州リーグも過半数を超えて後半戦に突入しましたので、7月31日~8月16日までの各チームの移動距離をご報告させていただきます。大連から北へ鞍山まで300キロ、鞍山から奉天まで100キロ、奉天から新京まで300キロ、鞍山から安東まで200キロ、奉天から撫順まで50キロ、新京から吉林まで100キロとして計算しています。
一位 ジャイアンツ 4,400キロ
二位 金鯱 3,300キロ
三位 タイガース 3,250キロ
四位 イーグルス 3,100キロ
四位 阪急 3,100キロ
六位 南海 2,700キロ
六位 ライオン 2,700キロ
八位 セネタース 2,300キロ
九位 名古屋 1,800キロ
ジャイアンツには帯同試合のためだけに移動した大連-吉林間の往復1,600キロが含まれています。この表を見る限りジャイアンツや上位チームを優遇してスケジュールが組まれていた訳ではないことが分かります。尤も満州リーグ序盤戦は雨のため中止が相次ぎ、ジャイアンツを中心にスケジュールを組む程の余裕はありませんでしたが。
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