2012年4月15日日曜日

14年 タイガースvs阪急 9回戦


10月8日 (日) 甲子園


1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
0 0 0 0 0 2 0 1 0  3 タイガース 54勝25敗2分 0.684 若林忠志
0 0 0 0 0 0 0 0 0  0 阪急          52勝28敗2分 0.650 重松通雄 高橋敏


勝利投手 若林忠志 21勝5敗
敗戦投手 重松通雄 10勝10敗


二塁打 (タ)門前、本堂 (阪)伊東

若林忠志今季4度目の完封


 5回までタイガースは皆川定之の左前打と門前真佐人の左中間二塁打の2安打のみ。阪急は伊東甚吉の右中間二塁打1本だけで両軍無得点。若林忠志、重松通雄による投げ合いで前半戦を終えた。

 タイガースは6回、先頭の富松信彦が四球を選んで出塁、トップに返り本堂保次も四球を選んで無死一二塁、ジミー堀尾文人が投前に送りバントを決めて一死二三塁、景浦将が四球を選んで一死満塁、門前の中犠飛で1点を先制、伊賀上良平が左前にタイムリーを放って2-0、阪急ベンチはここで重松をあきらめて高橋敏をリリーフに送る。皆川は右飛に倒れてスリーアウトチェンジ。
 
 阪急は6回裏、林信一郎に代わる代打浅野勝三郎が三塁に内野安打、高橋が右前打を放って無死一二塁、西村正夫の打席でキャチャー門前からの二塁牽制はアウトのタイミングであったがショート皆川が落球して二走浅野は命拾い、しかし西村は三振、フランク山田伝の3ゴロで高橋は二封、上田藤夫は右飛に倒れてスリーアウトチェンジ。

 阪急は7回、先頭の山下好一が四球で出塁、黒田健吾の三ゴロの間に山下好一は二進、翌日の読売新聞によると日比野武の当り損ねの投前ゴロは内野安打になるところであったが二走山下好一が飛び出して「1-4-5」と送られてタッチアウト。

 タイガースは8回、先頭の本堂が左中間に二塁打、一死後景浦が中前にタイムリーを放って3-0と突き放す。

 若林忠志は4安打3四球2三振、今季4度目の完封で21勝目をあげる。


 阪急は先制された直後の6回裏、無死一二塁のチャンスを生かせず、7回にも拙走があって自らチャンスの芽を潰した。阪急はこれで優勝争いから完全に脱落した。





                *若林忠志は今季4度目の完封で21勝目をあげる。





0 件のコメント:

コメントを投稿