10月21日 (土) 後楽園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 2 0 0 1 0 0 0 3 南海 36勝47敗4分 0.434 劉瀬章 宮口美吉
1 0 0 2 1 0 0 1 X 5 名古屋 32勝52敗4分 0.381 繁里栄
勝利投手 繁里栄 13勝18敗
敗戦投手 劉瀬章 7勝13敗
二塁打 (南)国久 (名)桝
三塁打 (南)鶴岡
本塁打 (名)中村 4号
中村三郎、逆転ツーラン
名古屋は初回、石田政良が左翼線にヒットを放ち出塁、村瀬一三の送りバントは投飛となって失敗に終わるが桝嘉一が左中間にタイムリー二塁打を放って1点を先制する。
南海は3回、一死後岡村俊昭が右前打で出塁、鶴岡一人が左中間に三塁打を放って1-1の同点、二死後国久松一の二塁内野安打で2-1と逆転する。
名古屋は4回、先頭の大沢清が中前打で出塁、加藤正二は遊飛に倒れ、服部受弘の遊ゴロでランナーが入れ替わり二死一塁、ここで中村三郎が左翼スタンドに逆転ツーランを叩き込んで3-2とする。
名古屋は5回、先頭の繁里栄が四球を選んで出塁、石田が送って一死二塁、村瀬が中前にタイムリーを放って4-2とリードを広げる。
南海は6回、先頭の吉川義次が右翼線にヒット、国久が左中間を抜いて吉川は二塁、三塁ベースを蹴ってホームに向かう。「8-6-2」と中継されてタイミングはアウトであったがキャッチャー吉川が落球してホームイン、3-4とする。国久に打点は記録されていない。
名古屋は8回、一死後三浦敏一が四球を選んで出塁、中村の左前打で一死一二塁、芳賀直一の三ゴロは「5-4-3」と転送されるがセカンド上田良夫からの一塁送球が悪送球となる間に三浦が生還して5-3とする。
繁里栄は10安打を許すも2四球3三振でカモにしている南海打線を抑えて13勝目をあげる。今シーズンのこのカードは名古屋の8勝4敗で終了したが、名古屋の勝星は全て繁里がマークしたものである。
*“南海キラー”繁里栄が完投で13勝目をあげる。13勝中8勝を名古屋戦で稼いだ。
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